アジア初となるX系アスリートへの表彰セレモニーとなる”Ultimate Rider awards”。 今回、第一回となるこの表彰セレモニーは日本人スノーボーダーが対象となり、各カテゴリーごとに12名のライダーが各メディアから選出され、去る3月28日に行われた審査会で3名までに絞り込まれた。選考会に選出されたライダーは、日本が世界に誇れるスノーボーダーばかり・・・。きっと審査員達も頭を抱えて悩んだことだろう。
Photo & Reported by SR
日本のスノーボード界に新たな歴史を刻むステージとなる。
大会成績だけでなく様々な視点と観点から評価し、シーズンを通して1番印象に残ったライダーを表彰するのが゛Ultimate Rider Awards゛
読者の投票が最も多かったライダーに贈られる゛リーダーズチョイス゛等の全6部門での表彰、受賞者全員へLUMINOXの時計が贈られた。
麻波25によるスペシャルライブイベントやプレゼンテーターに新日本プロレス武藤敬司を迎え、会場もヒートアップ。
イベントの模様は゛Sports-i ESPN゛にて5月20日・26日に放送予定。
プロフェッショナルという肩書きを背負って活動するスノーボーダーは、常に何かしらの結果を求められています。それはコンテストの成績であったり、メディア露出であったりと、その選手のライディング・スタイルによって答えは変わってきます。
さて、今回の『Rookie of the year』のノミネート基準は、世界レベルのテクニック、エアの高さを持ち、世界のハーフパイプシーンで活動、活躍するティーンエイジャー世代より、国際大会での成績を参考に人選することにしました。
-Freerun 編集長/杉浦隆行
今シーズン発売されたスノーボードVIDEO/DVDの中からパイプ、パーク、バックカントリーなど、カテゴリーを問わず最高のビデオパートライダーを選出。数多くのVIDEO/DVDの中からライダー達に求められるオリジナリティーを最も映像の中で、見ている人達を魅了したライダーへ贈られる。
ノミネートライダー : 相内 康夫、 原 祐司、 太田 宜孝
Best Trick -山口 睦生-
スノーボードはスタイルのスポーツです。自分が”カッコイイ”と思う形やトリック、そしてそのワザへのこだわりが前面に出ていること。これこそが、このベストトリックを受賞する、最低にして最大の理由だと思います。もちろん難易度は加味されます。しかしそれは決して、いくら回したかというモノサシだけでは図られません。例えば、誰も届かない高さを誇れば、それはベストトリックにノミネートされるに相応しいものだと思います。自分のこだわりを持つ。そしてそれを表現する。これが一番のポイントであり、難しさだと思います。
-SNOWSTYLE/磯浩民
ノミネートライダー : 山口 睦生、 小松 吾郎、 布施 忠
True Pipe Rider -田原”ライオ”勝也-
現在、数あるフリースタイル種目の中で一番歴史があり、かつ最も多く行われている競技がハーフパイプ。その滑りにはスピード、カービング、R、エアー、スピンといったスノーボード技術の集大成ともいえる総合滑走能力が必要とされる。そしてTrue Pipe Riderとは、FIS、ISFといった協会に関係なく最もハーフパイプで活躍したライダー。日本でもっとも凄い滑りをするライダーに贈られるプライズである。 |
-SNOWing 編集長/山田武生 |
ノミネートライダー : 中井 孝治、 田原”ライオ”勝也、 吉野 満彦 |
Best Freestyle Rider -布施 忠-
健全なる遊びSnowboardingには様々な遊び場が存在する。オリンピック種目に採用されたハーフパイプはそのごく一部でしかないし、すっかりブームとなったレールもほんの一部にしかすぎない。そのことをふまえると、雪山すべてがフィールドとなるSnowboardingの”Best Freestyle Rider”とは、Freestyleというコトバ通り、型にはまらず自由に、自分のスタイルをオールテレインで表現しているライダーに贈られるべき賞であろう。 それこそ「フリースタイル」に滑っているライダーがFreestyleにおけるベストライダーなのだと思う。正直なところ、Freestyleという幅広い意味におけるベストを決めること自体、可能なのか、というより一人にしぼれるのか疑問が残るが、要は、スノーボーディングができるフィールド全般でいかに「FAT」なことを実践しているかが”シブイ”ということなのではないだろうか。
-TRANSWORLD SNOWboarding 編集長/斎藤 修弘
ノミネートライダー : 布施 忠、 梶浦 修治、 小松 吾郎
スノーボード専門誌のTRANSWORLD SNOWboarding・Freerun・SNOWing・SNOWSTYLE の4誌がこの『Ultimate Rider Awards』に特別j協力。
4誌が行うリーダーズチョイスは、真のリーダーズチョイスと言えるであろう。各誌内にアンケートハガキを付属し、読者からの投票を行うリーダーズチョイスは、今までにも例が無く業界初の試みとなった。投票数も予想をはるかに上まわり、ここでも激戦が繰り広げられた。
日本中の読者からの投票の獲得数が最も多かったライダーが受賞される。
●主催:Ultimate Rider Awards 実行委員会 ●後援:SBJ ●特別協力:TRANSWORLDSNOWboarding, Freerun, SNOW STYLE, SNOWing
●協力:SBN SnowBoardNet, 株式会社インタープロ ●企画/運営:スポーツ・アイ-ESPN
●イベント事務局:東京都渋谷区神宮前3-35-8ハニービル青山1F スポーツ・アイ-ESPN TEL03-5474-3344(平日10:00~18:00)