TRIP FOR REST Trip.3 Hakuba

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TRIP FOR REST Trip.3 Hakuba

白馬の魅力はなんといっても山だろう。
標高700mの街の西側に並ぶ3000m級の山々の姿は、世界中色々と回っている中でも美しいと感じさせられる。

12月頭から僕が滞在していたhead cafeは、八方尾根のスキー場の麓にあるので山の全貌を見る事は出来ない。
曇りや雪の日は視界が悪くても遊べるツリーラインへ。天気が良い日には山の全貌が見え、山の上へと歩きたくなる。
月が照らし浮かび上がる白い山もまた良い。

この日は晴れのツリーライン。しばらく雪は降ってないが、探せば雪の良いところはいくらでもある。
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雲を眼下に山を眺める。
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唐松岳より。長野と富山の県境。
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白馬を出る時、ふと山を見るとこの景色。
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そんな山へはゲレンデのリフトを使って比較的簡単にアクセス出来、仲間と、はたまた一人で歩いて登る事もある。
どれだけ山へ通えるか、どれだけたくさんの情報を取り入れれるか、簡単にはアクセス出来るが経験や知識が必要になってくる。
大きな斜面を滑る時はいつも、雪崩に追われ間一髪で逃れた事、流された事、埋まった経験が脳裏に蘇る。
滑り終えた時はいつも、ありがとうございましたと山に手を合わせる。

これから登る道。足を滑らせたらアウト。
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人の少ないところには貴重な体験が待っている。
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来た道を振り返る。自分たちがあそこから来たとは思いがたい。
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白馬でいつも思うのは海外のツーリストの多さと日本人の少なさ。
海外ツーリストの日本の有名な街ランキング4位が白馬村だそうだ。1位は東京都、2位3位が京都と大阪。
海外の人は自然で遊ぶのが好きで、その魅力も知っているように感じる。
日本人はインドアな印象。生まれ育った環境は違うが、日本にも白馬だけでなく自然の素敵な場所はたくさんある。
日本人がもっと自然で遊ぶようになれば、その魅力を理解し大切にしようとも思うのではないだろうか。

こんな綺麗な自然のアートも。
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雪が輝いている。ライダー小池学
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森に入るとどこか癒されるように感じるし、山の稜線の向こうには見た事のない景色が待っている。
光りと影が美しい。見えない恐怖心が心の躍動感を高めさる。
重力への抵抗をやめ下に向かうと、飛んでいるような流れているような。
あの感覚に虜になる。

今回の映像の藤田一茂のキャプチャ。この日のバランスは最高。
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小池学はいつも落ち着き、気持ち良さそうに滑る。
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街から見える山の稜線に立つと反対側には富山の街や日本海。秋に行った立山を眺める事が出来る。
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白馬で山と向きあい生活してみた。
毎日新しい発見があって面白い。
新しい扉はたくさんある。多過ぎて一度には開けきれない。
もっともっと探求したい場所。
自分の今を作っている場所。

一度白馬を離れ、カナダへ。
次戻ってくる頃には、どんな景色を見せてくれるのか。
カナダでは約2ヶ月間のトリップ。
期待より不安が多いという事はみんなには内緒にしておこう。

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TRIP FOR REST Trip.3 Hakuba の映像はコチラ

FORESTLOGのWEBサイトにも写真や日々の出来事をアップしています。

http://forestlog.tumblr.com

Text : FORESTLOG DESIGN (Kazushige Fujita)
Photo : Kazushige Fujita
Rider : Kazushige Fujita / Masaomi Harada / Takafumi Konishi / Yoh Tanaka / Takayuki Nakamura / Yuya Akada / Nicholas Walken / Markus Keller / Manabu Koike /
Spot : Hakuba somewhere

 


FORESTLOG DESIGN Present SNOWBOARD TRIP PROJECT “TRIP FOR REST”

旅と切っても切り離せないスノーボード。「スノーボードと旅」をテーマに、映像、写真、文章でお届けするオンラインコンテンツプロジェクトが今作より始まりました。
日本・カナダ、世界各地を旅する中での体験、出会う景色や人々、その土地ならではのライディング、初めて見る景色、まったく異なる雪質、ファーストトラック。
ローカルには地元民ならではの山の冒険や、街から山へ向かう人にも、日本から海外へ行く人にも。旅する中で新しい物と出会い、仲間とのかけがえのない体験は誰にでもあるはず。
旅する事から味わえる体験は、きっと人生の新しい可能性を広げてくれる。そして、いつも新しい可能性を切り開くのは自分自身。
TRIP FOR REST 心に刻まれる旅へ出かけよう。


 

彼独自の目線から綴られるコンテンツが特設サイトにて定期的に公開されています

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