2008.2.10(日)今年で12回目を迎える「TOYOTA BIG AIR」は、もはや札幌の冬の風物詩と言えるイベントになった。
今回はジャンプ台を大幅にリニューアルし、2万人の超満員の真駒内セキスイハイムスタジアムは熱気にあふれる会場となった。
日本人予選を通過した山本真丈、伊藤修司、鈴木拓巳、チョコバニラボール新井、この4人に招待ライダーも含め計16人で予選は行われた。
大会常連の平岡暁史はダブルフリップを封印、CAB900で勝負も予選9位で惜しくも敗退。日本人唯一のトーナメント進出は山本真丈、高いCAB900で予選3位。予選1位は昨年の覇者、CAB900でケビン・ピアース。
▲Bib#3 Hiraoka Akifumi
▲Rank.3 Bib#4 Yamamoto Masatake
決勝は8人のトーナメント方式ガチンコバトル。
そんなバトルに、山本真丈が大健闘!セミファイナルに勝ち進む。
抜けの瞬間、高く打ち上がる独特なスタイルを持つトゥ抜けキャブ900。今大会では技を1本に絞り完成度をあげていく。惜しくもリスト・マッティラのSB900に敗れたが印象に残る戦いだった。
そして昨年覇者のケビン・ピアース(予選1位通過)、トーナメントではCAB900からFS1080、FS1260へと技のレベルを上げてきたが完全にメイクできずセミファイナルでアンティ・アウティのFS1080に敗れた。
▲Rank.3 Bib#1 Kevin Pearce
スーパーファイナルはフィンランド人対決。
アンティ・アウティ VS リスト・マッティラ
親友同士でもあるこの二人の戦いは、
1本目
アンティ・アウティがFS1080をメイク。リスト・マッティラがSB1080をランディングで失敗。
2本目
アンティ・アウティはさらに回しFS1260を出すもランディングでたてず。
リスト・マッティラは1本目同様SB1080で勝負をかけたがランディングをあわせることができなかった。
▲Rank.1 Bib#8 Antti Autti
優勝したアンティ・アウティには賞金250万円とトヨタヴァンガードが贈られた。
回を重ねるごとに海外勢のパワーにも負けず難易度の高いトリックをスタイリッシュにメイクする日本人選手たちのレベルに驚かされた今大会。
来年は是非とも表彰台の一番上を期待したい。
また、山本真丈のように日本人予選から勝ちあがって表彰台までいくアツイ選手の登場も楽しみだ。
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