SNOWBOMBING最大のイベント「NIGHT RAIL SESSION」は賞金20万を賭けた、プロダクション対抗のチームバトル。
各チーム自慢の3名が出場し、各グループ毎のジャムセッションは一般ジャッジとライダージャッジの合計点数で勝敗が決まる。
どれだけ魅せられるか?
どれだけアピールできるか?
どれだけ攻められるか?
▲真剣に見つめる一般ジャッジは
ちょっと緊張気味?! ▲もちろんライダーだって
真剣にジャッジやってます! ▲MC RACCHIのテンション高い
マイクパフォーマンス
日も暮れ気温も下がってきた午後6時20分。
真っ暗になったイエティにひときわ光るレールアイテムが浮かび上がる。
どんな擦りをしてくれるのかと期待を膨らませる観客。
お祭り気分のライダー達。
特等席での観戦に興奮する一般ジャッジ。
そんな中、MC RACCHIのコールで各プロダクションごとにスモークの中からライダー達が登場。
会場は一気にヒートアップした。
今回、全13チーム、SKI・SNOWBOARD、男子・女子の隔てなくそろったライダー達の共演となった「NIGHT RAIL SESSION」。
各チーム1名ずつ合計13名によるジャム(20分)×3セッションを行った。
ジャッジは一般より選出された10名が各セッションずつに良いと思ったライダー3名を選ぶ。またライダー同士も他のライダーを同じようにジャッジする。
一般ジャッジが1ポイント、ライダージャッジが2ポイント、その合計点数で勝敗を決める。
ライダー同士もプロダクション対抗とあって、いつも一緒に滑っている仲間とのチームバトルにテンションは上がりっぱなしのようだった。
今回集結したプロダクションはこの13チーム!!
スノーボード・SKI・メンズ・ガールズ・・・様々なプロダクションがバトルを繰り広げる!
誰がどのセッションに出場するのか?!
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FIRST CHILDREN
SCLOVER
IST PICTURES
hotdogg films
まずAセッションから、20分間のジャムセッションがスタート!
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Heart Films
鈴木翔太
FIRST CHILDREN
鬼塚雅
SCLOVER
関智晴
IST PICTURES
鎌田潤
S-WEAR
WOODY
FANTASISTA MOVIES
若月知広
ROME SDS
遠藤義明
BIG TIME
杉本幸士
muddy films(SKI)
高橋拓未
A SESSIONで健闘したのは、FCの鬼塚雅!
若干10歳のスーパーキッズは大人にひけをとらない擦りをし、観客を沸かせた。
スタート台で待つライダー達もこのスーパーキッズの滑りには素直に感嘆の声が漏れていたほど。
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Heart Films
安立風太
FIRST CHILDREN
小川雄丸
SCLOVER
田中シンジ
IST PICTURES
高井隆司
hotdogg films
南雲達哉
muddy films(SKI)
石田明広
B SESSIONのトップは686の長谷川篤。ライダーからも高評価であった。
また、ジブの女王と名高いFANTAの佐藤めぐみも健闘。
2セッションが終わった時点で、muddy filmsのトータルスキルの高さが目立ち始めた。
なんだかスキーがヤバイぞ!!
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hotdogg films
石田貴博
muddy films(SKI)
岩崎龍大
さすが各チームともノリにのっているライダーを揃えたC SESSION。ハイレベルな戦いとなった。
そんな混戦を制したのはBIG TIMEのミック!
3セッション中最高ポイント獲得で結果はまったくわからなくなってきた!!
A、Bセッションともに上位だったmuddy films岩崎龍大やSCLOVERの戸田聖輝も高得点をたたき出してきた!
観客だけでなくライダー達も固唾を飲む表彰式の前に、寒い中大きな歓声で盛り上げてくれたファンの方々のために握手会が設けられた。
普段これだけのライダーが集まることは滅多に無いのでかなりの混雑ぶりだったが、ライダー達も一人一人と丁寧に握手を交わしていた。
お待ちかねの表彰式
なんとSKIのmuddy films!!!
3セッションともにライダージャッジによる獲得ポイントが高かった。
スノーボードとは違ったSKIならではの目新しいトリックで観客も大いに沸かせていた。
2位にはSCLOVERが選ばれた。
どのライダーも高得点を獲得しており、トータル的にバランスが取れていた。
3位は3セッション中最高得点をたたき出したミック所属のBIG TIME。
1位のmuddy filmsには賞金20万と、crocsより賞品がビッククロックスの目録で贈られた。
1位:muddy films(SKI) team
2位:SCLOVER team
3位:BIG TIME team
今回のセッションはチーム戦という初めての試みだったが、
観戦しているお客さんだけでなく、滑っているライダー達も心から楽しみ、そして燃えていた。
スノーボーダーの中にまるでアウェイのように参戦してきたスキーチームが結果を出したことが、
今後のSNOWシーンにどう影響するのだろうか?
08-09SNOWシーズンはまだ始まったばかり。
今シーズンもたくさん楽しんで良いシーズンでありますように!HAVE A FUN!!!
text:HAL