SBN MYPAGE アルツリポート

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SBN会員のためのSNSのMyPage(通称:マイペ)が出来てから1年ちょっとですが、マイペを活用したコミュニケーションは私たちスタッフの予想を遥かに超えて、全国各地で新しいスノーボード仲間の輪がで広がっているようです。さて、今回はそんな「マイペさん」たちとのセッションを中心にレポートしますよ。

 

01<左:こめ。さん>
昔っからのSBNファンで、マイページができてからは関東のマイペさんたちをまとめるアニキ的存在。ウェイクボードにもスノーボードにもたくさん仲間がいて、去年の夏にはウェイクボードのジブコンテストを仕掛けたり、スノーボーダーにウェイクボードを体験させる機会をつくるなどその行動力には脱帽です!
<右:ikuwちゃん>
ikuwちゃんはプロのウェイクボーダー。でもスノーボードはまだ10回目という初心者。同じヨコノリ遊びですが、身体の使い方とか違う点もたくさんあるらしく、それだけに毎回新しい発見があるみたい。つまりスノーボーダーの誰もが経験あると思うけど、今一番楽しい盛りってこと。そんなikuwちゃん、はじめてのアルツに突撃です!

アタシが初めてスノーボードをやったのは多分10年前くらい。すべての道具をレンタルし、とりあえず山に行きましたが、あんまり良い思い出がないです。そのときは面白く感じなかったんですね。
そしてその後、ウェイクボードと出会い、はまって、真冬も水の中へ。その努力が報われたのか、8シーズン目の2006年プロクラスへの昇格を決めることが出来ました。来シーズンからプロツアー参戦が決まっている今、なぜ急にスノーボードをはじめようと思ったのか、本来なら今まで以上にがんばってウェイクなんじゃないかって思いますよね。
それが昨年夏、そのウェイクをきっかけに何人かのスノーボーダーと知り合うことがあったんです。そう、こめ。さんがきっかけでね。そこで友達が何人か出来て、スノーボードに誘ってもらう機会も出来て、そして今シーズンの冬、アタシは転がり落ちるようにスノーボードにはまっちゃいました。(ikuw)

SBNの「マイペ」では、日記を通して日常的(会話式)に他のスノーボーダーと情報交換ができる。また、同じようなスタイルや趣味、よく行くゲレンデなどがマッチする人に巡りあうことが多々ある。そんなマイペさんとのセッションは絶対に楽しいに決まっている!だから僕はよくマイペで知り合った人たちと雪山へ出かけるんだ。
事前に日記へ書き込んだ集合場所に走りこむと久しぶりに会うマイぺさんに手を振られる。まだ1、2回しか一緒に滑っていないのにまるで十年来の親友のように気の知れている人もいるから不思議だ。マイペ上ではお互いによく知っているのに初めて会うマイペさんとの初対面では「はじめまして!」などとちょっと照れくさかったり「やっと会えた!」と歓喜さえ沸く。
今回はNIPPON OPEN やSLOPE STYLEなどのビッグ大会が開催されるアルツ磐梯へ集合することになった。今回はどんなセッションになるのか楽しみ。(こめ。)

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すっかりエントリーパークがお気に入りのikuwちゃん。

一旦、ばらけた仲間と合流してインディーパークに行ってみることにしました。

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エントリーパークを出て次に目指したのはインディーパーク。
初心者向けのパークで、小さいキッカーから始まってテーブルや当てこみ用の木、フラットボックスや、カーブボックス、レインボーなどが流して滑れるように配置して有りました。一緒に行った上手い人たちもこのパークには気に入っていたみたいなので、上級者の人も楽しめると思います。必要なのは勇気。パンフレットに初心者向けの安全に設計されたパークって書いてあったから、勇気をもってパークに入ってみました。
感想は一言で言うと「遊園地」ですかね。
最初のキッカーをスタートに最後のボックスまで遊びながら滑りぬける。難しいものはないです。だから頑張ってやってみたら意外と出来ちゃったみたいな物ばっかりでした。遊んでいるうちに恐怖心は消えてなくなり、いろんなアイテムに挑戦できました。でも、この日のアタシはアイテムを越えてゆくだけ。上手な人たちがカッコいい擦り、キッカーでの360やグラブなんかをやっているのをみてワクワクしました。
今はただ越えるだけでも、いつかあんなこと出来るようになるのかなって妄想していました。(ikuw)

マイペさんたちが集まれば一斉にリフトへ乗り込んでセッション開始!
うまい人に教えてもらったり、お互いの技を見せ合ったり、撮影したり、メイクしたらイェー!!と声を掛け合えばいつもの50倍くらいは軽くテンションが上がる。苦手なジブやキッカーも、みんなが応援してくれるから簡単なことからチャレンジしてみよう!って勇気ももてる。ゲレンデをジャックしたんじゃないかと思えるくらいの人数だったりするとフリーランだけでめちゃくちゃ楽しい。休憩や昼食時にはいつものマイペの話、大爆笑で間違いなし。ゲレンデやコースによって攻め方、楽しみ方がいろいろあるけどそのゲレンデに通いこんでいるマイペさんがいれば効率よくラウンドが楽しめるね。次はこっち!次はあっち!っておいしいところ全部いっただっきまーす。(こめ。)

ikuwちゃんってば、短期間でぐんぐん上達してます。それもこれも入りやすいパーク設計のおかげかな?
そうそう、一緒に滑る仲間って重要。お互い刺激し合えるから、もっとウマくなりたいって思います。もちろん無理することはないんだけど、一緒に滑るだけで自然に上達する部分も多いんだよね。一緒に滑ってたマイペさんたちも、滑走レベルに応じて、パークに入ったりパークの横をフリーランしたりして、一緒に楽しめるのがいいですね。
そんなこんなで、すっかり腹ぺこモードになりまして、お昼はセンターパーク前のThe Rider’sへ集合。 (続く・・・)

 

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きれいに整えられたセンターパークを見渡せる位置にあるThe Rider’sに入ると「Welcome to Riders!」と声をかけられ、目の前にはシックなBAR風のカフェが現れた。よく見るとスケートボードランプにプールバーまである!ここは六本木か欧米かと勘違いするほどの空間についさっきまでスノーボードでJIBを擦っていたことすら忘れてしまっている。2階へ上がると窓から光が差し込んだ明るい店内には白を基調としたダイニングスペースが広がっていた。今日は大勢でのセッション。みんなで取分けられるようなメニューもチョイスして席に着く。おっと、磐梯コモンズビールを忘れるところだった。
すべてのメニューがボリュームMAX。外国人スタッフによる盛り付けは見ているだけで楽しく、KOYANAGIサラダはフォークの入れ場所に困るくらいカラフルだった。BBQチキンプレートやロデオプレートは失ったパワーを補給してくれた。
空腹を満たしたところで窓の外を見ると、パークの世界が目の前に見えた。COOLなトリックを見ながら仲間と談笑を楽しむが見ているうちに徐々に刺激されはじめ、いつの間にかウェアの袖を通していた。
そうだ、そういえば滑りに来たんだった!(こめ。)

さてさて、満腹になったところで、午後の部に突入!2

 

さ、午後の部です。
午後はフリーラン部隊とパーク部隊に分裂しました。アタシは思い切ってパーク部隊に参加。参加者はアタシを含めて4人。3人ともめっちゃ上手い。どうやら室内で相当滑り込んでいるらしい。この人たちとRider’s前のセンターパークで1時間くらい遊んでいたかな。使ったアイテムは6m弱のフラットボックスのみ。ここでまっすぐ抜けるだけじゃなくて真正面向いて板を横に出来ないかチャレンジしてみましたが…撃沈でした。何度やってもなかなか出来ませんでした。

リフトに乗っているとき、思い切って一緒にパーク組みに参加した3人に質問しました。「どうやったらかっこよく出来るのか?」って。色々教えてくれました。上半身の使い方とか、重心の取り方とか。
Rider’s前パークのあとはブラックダイヤモンドパークを見に行きました。ここは上級者用のパーク。インディーパークに比べたらキッカーもテーブルもBoxもレールもみんなデカイし、難易度も高い。
アタシは見ているだけでした・・・。(ikuw2014-11-23_1601

ちょっとちょっと、そこまでできるだけで十分上達してますから。

でも、できたときの喜びも、できないことへの悔しさも、みんな上達への糧ですよ。あわてない、あわてない。それぞれ小グループになって滑ってたマイペさんたちが、徐々にベースに集合してお別れのあいさつ。18

最後にみんなで写真撮影。人文字で「ALTS」作って撮影するなんてマイペじゃなければありえないよね。
そしてなぜか置いてあったステージの上からdive、そしてなぜか胴上げ。
一日一緒に遊んだ友達たちと別れるのはさみしかったけど、きっとまたすぐ、山で会えるよね。(ikuw)

楽しい1日が終わるのは少し寂しいけど家に帰れば思い出の1ページがマイペでアップされていく。
これを読むのがまた楽しい!コメント返してまたまた楽しい!!
だから僕のスノーライフにマイペは必須アイテムなんだ。(こめ。)

あっという間に空が赤く染まってきてコースもクローズに…。磐梯山も夕日に照らされてほのかにピンク。
普通に遊びに来ても楽しいゲレンデだけど、たくさんの仲間たちと滑るともっと楽しい。
なんとなく見た景色だって、みんなで共有するから大切な思い出になる。
「あの時の磐梯山ピンクだったよね…」
そんな思い出話ができそうな、ある日のアルツセッションでした。(スクール編、レンタル編、カレー編へ続く)

 

 

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「実はスクールで教わるのは自分の中で反則かな〜って気持ちがありますね。それに長い説明とか、特訓みたいなことでもするのかと思っていたので躊躇してました」。(こめ。)

「スポーツは独学あるのみ!って思いながら、立ちはだかる壁を越えられないまま、まぁいっかって楽しんでました」(Aki)

「興味はありましたよ。でもなんかいまさら恥ずかしいって感じで…」(Mr.)

 

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上達保証付きプログラム

時間内で必ず目標をクリアし万が一上達が出来ない場合は返金をいたしますというシステムのスノーボードスクール。
初めて受けるのに上達保証付きというフレーズにわくわくしながらレッスン開始。
今回は、アルツスノーアカデミーキャップこと石内さんに教えていただきました。ご挨拶からテンション高いし声も高い!

まずはオーリーからということで緩斜面のバーンでオーリー練習。
キャップから一言。ノーズ側の腕をあげるだけ、これでいけます。
そのままトライアルパークへ侵入し小さめのキッカーでオーリーを練習しながら流しました。

お次はオープン1。意外に苦手としているオープン1ですがキャップからはまた一言。
オーリーできっかけを作っていた腕のあげる方向を少し開くだけ。緩斜面でバックサイドターンの流れでグランドオープン1を練習。きっかけができるようになりスイッチランの基本をまた一言。

続いてオープン3にはいるわけですが、いきなりできるわけもなくオープン1+スイッチB1と分けた考え方を教わりスイッチB1のコツをまたキャップから伝授。
目線の残しと板の返し。緩斜面でグランドスイッチB1でぐるぐると回る。
グランドオープン3で回りながらまたトライアルパークへ。

何となく安定してできるようになったかなという実感が残ったところで2時間がたちスクール修了。

終始キャップのハイテンションに引っ張られ新しい発見を得たので短い時間でしたが充実の内容でした。

もちろんスクール修了後、4人で飽きるまでトライアルパークを流してお互いにアドバイスタイム。
グループでレッスン受けるのも結構楽しい物です。
(AKI)

 
レッスン受講者の感想

「即効性がある+楽しみながらデキル」カリキュラム。コレダッ!イントラの石内さんの説明が自分の中でマッチングしたというのもありますがカリキュラムとしての仕組みがよく出来ていると思いました。トリックやスタイルに正解はありませんがアドバイスを心から受け入れて引き出しを広げてみる。それが更なる上達への近道なのかなと感じました。ちなみに自己流よりも方程式のほうが高さもでてかっこよく決まっちゃいました。(たぶん)

ちなみに妄想で描いていたトリックはまだ夢の中ですが確実に夢へ近づけたという実感があります。今回教わったモノが100%近く自分のモノになったら、もうワンステップ!ここで教わろうと思いました。イントラの石内さん、ありがとうございました。(こめ。)

スノーボード12日目にしてオープン180メイクしちゃいました。めちゃめちゃうれしくてテンションあげあげ、この後おまけ的にオーリーオープン360なんかも練習したけどこれはさすがに出来なかった。でも、たった2時間で、オーリー、オーリー180、スイッチのターン両方、ミニキッカーでの180、こんなにいっぱい初メイクしちゃいました。このとき誰にも言わなかったけど、関東のウェイクボーダーには「初メイクのときは一緒に船に乗り合わせていた人に焼肉をおごらなきゃいけないルール」ってやつがあって、アタシは心の中で「これがウェイクだったら、いくら分おごらされるんだろう…」って思っていました。(ikuw)

「プロスノーボーダーが教えるキャンプとかと違って、僕らがお客さんと接するのはたった2時間ですから徹底的にオーリーの練習とかする訳にはいかないんです。たった2時間でどれだけの達成感を持って帰ってもらえるかが勝負ですなんです」と石内さん。なるほど、達成感ね。確かにありました。だって、難しいことはそぎ落として、一番イメージしやすいコツを教えてくれるんですからね、その通りにやればその通りにできるってまさに魔法ですよ。ここで覚えたことが万能だとは思いませんが、間違いなく次のステップに進む為のきっかけになるって確信しましたよ。ここのスクールであなたも”魔法”にかかってみませんか?(Mr.)

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好きなライディングスタイルはパウダー!ツリーランに、地形を使ったフリーラン。そんな僕のボードはパウダーラン向きのボードです。今回せっかくフリースタイルのレッスンを受けるってことで、フリースタイル用のボードをレンタルしてみようということでアルツのレンタルコーナーへ。

「今回、フリースタイルのレッスン受けるんで、それに合うボードありますか?」
「Burton DominantのSlickがありますよ」
「え?エッジのないやつ?」
「いや、ちゃんとありますよ。板の真ん中にないだけです」
「スイッチの練習とかってどうですか?」
「逆エッジになりにくいんでやりやすいですよ」
そんな会話をしながら、スタンス幅や角度を調整してもらってはいどうぞ。
「バインディングは、ワンタッチで角度が変えられるタイプなんで、自分なりに調整してみてください」

なるほどなるほど、レンタルってもっとちゃっちいものかと思ってたけどなかなかしっかりしてるし、普段と違う滑りにチャレンジしようと思ったら、手軽に試せるからこれはアリだね。

 

リゾートイン磐梯
サービスよりもリーズナブルな価格で気軽に泊まれる。
友達同士でワイワイ泊まるのにピッタリです。
http://www.alts.co.jp/snow/facilities/stay/24

 

磐梯食堂、カフェテリア形式のレストランでそば/うどん/ラーメンの麺類、カレー/丼物のご飯物が800円〜1,300円で食べられます。ゲレンデ一番下の建物の1階にあるのですぐわかります。「美味しさ保証付きカレーライス」去年も食べました満足いただけなければ返金しますカレー。なぜかアルツの昼飯といえばこのカレーが思い浮かびます。

そういえばどこかにこのカレーのうまさうんちくが載っていたのでここでも抜粋して紹介しておきます。

ごはん・・・福島産コシヒカリ100%のお米を磐梯名水の美味しい水で炊きあげ
カレー・・・数十種類の特選スパイスをブレンド、新鮮な野菜とフルーツ、磐梯名水の美味しい水を使用。
ポーク・・・たっぷり100gの塊が箸でも切れるやっこいアルツプラチナポーク

ちなみに保証書は、
ひと口召し上がっていただき「万一」ご満足いただけない場合はお申し出ください。料金を全額ご返却いたします。
とのことです。