PSA ASIA Snowboard Pro Tour round 2
MBA 4th SJ
PSA ASIAプロツアー第2戦、Meiho Big Air(MBA 4th)は岐阜県めいほうスキー場での開催となりました。
本日は初の試みとなるUstream配信にライブ解説を入れて配信させていただきました。
http://www.ustream.tv/channel/psaasia
さあ当日のコンディションは朝から雲はあるもののしっかりとした青空が広がり、気温も低く一見とても良いコンディション。。。
のはずだったのですが、大会二日前に気温が上がり雨も降りそれから気温の下がり、大会当日はアプローチ、リップ、ランディング全て氷のようなバーンとなってライダー達を苦しめました。
大会で使用されるキッカーの大きさはテーブル長が16m、進入スピードは約50km/h〜60km/hのスピードで男女ともにキッカーに飛び込んできます!!!
キッカー自体はクセがなくとても飛びやすいキッカーなのですが、リップにアールが無い分自分でしっかりときっかけを作りエアを繰り出す技術が勝負の明暗を分ける展開になりました。
予選は男女ともにやはりゲレンデコンディションのこともあってか、比較的難易度を抑えクリーンに決めるトリックを繰り出しくるライダーが多い印象。
その中でもしっかりとグラブと安定感のある選手が決勝へと駒を進めます。
メンズファイナルを湧かせたのは何と言ってもダブルコークを完璧にコントロールし決めてきた吉田景風選手。
決勝の公開練習ではバックサイドのダブルコークにトライしていましたが合わない様子で、決勝では切り替えフロントサイド900°のダブルコークを見事にメイク!!!
この決勝本番での直前の判断が彼を優勝に導く勝因となりました。
2位にはスイッチバックサイド900°を見事に決めた吉本佑仁選手が、そして3位にはフロントサイド1080°を決めた小川雄丸選手がランクインしました。
男子リザルトは
6藤沼 到
女子は荒れたランディングバーンにも苦しめられ、攻めた技が皆ことごとくメイクに至らない状況でしたが、その中で1本目できっちりとバックサイド360°を決めた浜崎あゆみ選手が優勝を手にしました。
本人はまだまだトリックに納得していない様子でしたがどんな状況でも1位になること自体とても素晴らしいことだと思います。
女子リザルトは
3名越 美咲
プロ戦は1日開催になりましたが、天候にも恵まれスケジュール通りの大会をこなすことができたこと、そして協力して頂いたゲレンデはもとより協賛を頂いたAGOクレープ様、HEAD様、HASCO様そしてスタッフの皆様に感謝したいと思います。