Maneuverline PRESENTS MATSURI in 南郷スキー場

ライダー達による手づくりのイベント、それが”MATSURI”だった!
プログラムは、9:30にゲレンデ集合、開会式を経て午前中は、ゲストライダー達によるパーク、パイプのクリニック、そして午後からデモンストレーションと、ライダージャッジによる参加者のフリーセッションという内容。大会・キャンプというよりは、みんなで南郷を遊びまくろうというフレンドリーなイベントだった。
Photo & Reported by SHINGO2014-11-15_2000

 

ローカルを含め、レベルの高いスノーボーダーが集まることで有名な会津高原 南郷スキー場。ゲレンデ全体がスノーパークといっても過言ではない。4本の大・小ハーフパイプ、台形レールやビッグキッカーを配した上級者用アイテムから、パーク初心者にも入りやすい幅の広いストレートレールなど、腕試しからカゲ練まで、パークを楽しむスノーボーダーにとっては充実したゲレンデだ。

この南郷スキー場を舞台に2003年3月22日(土)にManeuverline presents “MATSURI”は開催された。
プログラムは、9:30にゲレンデ集合、開会式を経て午前中は、ゲストライダー達によるパーク、パイプのクリニック、そして午後からデモンストレーションと、ライダージャッジによる参加者のフリーセッションという内容。大会・キャンプというよりは、みんなで南郷を遊びまくろうというフレンドリーなイベントだった。
この“MATSURI”のために集まってくれたゲストライダー達を紹介しておこう。 刈間信吾、保坂亮馬、荒木留以、杉本裕亮、千葉展義、高木健一、永安剣人、高橋烈男

この日刈間信吾はこのイベントのリーダーとしてライディング、MCともに率先して盛り上げた。午前のクリニックでは、男子参加者を引き連れてパークを遊び倒していた。ハーフパイプではOPTION・NFAのYOUNG BLOOD高橋烈男(レオ)がパイプ初心者にドロップインから指導。杉本裕亮も女性参加者たちに的確なアドバイスをしていた。

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午後、ゲストライダーによるデモセッションは、ゲレンデ上部のパークで行われた。ストレートレール、2連のテーブルトップ、台形レール、Y字スプリットのカーブレールなどのセクションがバランスよく配されている。南郷スキー場のディガー隊長自らモービルをシャトルしてライダー達を運んでくれたので、ギャラリーたちも間伸びせずに観戦することができた。

刈間信吾は台形レールを50/50でエントリーしテーブル部分をトランスファーしてダウン側でロックスタイルのバックサイドボードスライドを完璧にメイク。なかなかお目にかかれない保坂亮馬と荒木留以のおしゃれコンビもキッカーを中心に遊びまくりだった。一番元気にそして一番回数多くエントリーしていたのは高橋烈男だった。ビッグキッカーでビタ着を連発。ライダー達からも「あいつはヤバイ」の声が。

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デモセッションの後、そのままの流れで参加者によるフリーセッションコンテストに突入。 参加者もプロらと同じようにモービルでトーイングされてスタート地点に向った。このこと自体、普段のゲレンデではめったに経験できるものではない。 参加者自体もかなりのツワモノぞろいだった。いきなりFS9にチャレンジしてジャッジをうならせたり、カーブレールを脇腹でフル抜き(笑)したり、ワンフットでビッグキッカーにエントリーしてBS3メイクしたり、ありえないキレっぷり。

うまい、へたは関係ない。とにかくパークを楽しんでる参加者にゲストライダー達も大喜びだった。 男性参加者に混じって女性ただ一人のセッション参加者青木夏子は台形レールを50/50からのフロントサイドボードスライド、カーブレールを50/50全抜きで2本連続フルメイクし、ジャッジしていたライダー、スタッフ全員をとりこにした。
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MATSURI フリーセッションコンテスト リザルト
★MATSURI大賞 No.87 林 慎二郎 (新潟県)
★ベストスタイル賞(キッカー部門) No.68 玉木 裕 (東京都)
★ベストスタイル賞(レール部門) No.77 鈴木考介 (宮城県)
★ベストスラム賞 No.66 添田洋平 (東京都)
★特別賞 No.65 青木夏子 (栃木県)

ライダー達の手でプログラムを作り、参加者に語りかけ、盛り上げ、それをメーカーやスキー場がサポートするという今回のイベントは、多数のイベントの中でも貴重な足跡を残したように思える。
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