Holy Bowly Fueled By Monster Energy が天神平で先週行われました。
その様子を紹介します。
日本人ライダーが日本国内から、そして海外からの各有名ライダーが集合してのこのイベントは
一般参加の土曜日をメインに、平日の間も撮影をメインにセッションが行われ、
各ライダーの異なるライン取りから渋いトリックが間近で見ることができる数少ないイベントだった。
日本人ライダーは石坂 亮、上野恋慈、清原勇太、工藤洸平、國里諒、高井隆司、テディ・クー、西田洋介、増田塁揮などをはじめ、30名程が集結。
海外からはZak Hale,Sean Black,Louif Paradis,Jesse Burtner,Forest Bailey,Dylan Thompson,
Chris Baresford,Austin Hironaka,Alex Lopezや、 そしてJamie Lynnが来日。
日本から産まれたこのボウルのセッションを楽しんでいた模様。
そしてこのイベントを実現させた立役者の一人である小松吾郎ももちろん独自のラインで
かなり攻め込んでいて、見ていても楽しんでいる雰囲気が見てとる事ができた。
撮影がメインの最終日の金曜日は晴れ間、曇り、かすかに降雪という条件にも関わらず
ライダーは独自の地形に合わせたスタイルを出していて、
見ていながらも「こんなライン取りがあったのか」と思わせてくれるライディングだった。
この日の日本人ライダーでも海外勢と同じ様に、それ以上にスタイルを出していた清原勇太は
ボウルのラストヒットで特大のトゥイークをトライしていた。
BCライディング、パーク、ボウル、全てのテレインでスタイルを出せる数少ないライダーではないだろうか。
日本人ライダー、海外ライダーとのセッションとして、誰かと競うあうようなイベントではなく、楽しみ、時間を共有するイベントとして日本から産まれたBowlという文化を海外ライダーも楽しんでいる所を見る事ができたのは、ある意味新しい発見だった。
誰より回転数が多い、誰より高く飛ぶ、それもスノーボードのレベルをあげていくイベントとして重要なイベントなのは間違いない事ではあるが、Holy Bowlyに関してはそれに当てはまる事はなく、誰もが楽しめる「参加ライダーの全員が作り上げる」イベントである事が理解でき、また新たなスノーボードの魅力としてさらに根付いていくのではないかと感じた。
去年は残念ながら一般参加イベントではなかったが、先週末の土曜日は一般参加として楽しまれた方も多かったのではないだろうか?
是非来年以降も引き続きこのようなイベントが行われ続ける事を祈りつつ、
今回のイベントを身近に見るチャンスをくれた小松吾郎、Krush,天神平のローカルの皆さん、そしてスタッフの皆さんに感謝したいと思う。
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