Girls Snowboard Trip @Switzerland LAAX
どーも岡田沙織です。
2014年、いつの間にやら6月に。
毎年毎年シーズンがあっという間過ぎて、自分の感じる冬の短さに毎度の事ながらビックリ。
この現象は、日々が充実している…と思う事にしています。笑
この2014シーズン、4月にheadチームメイト藤原恵利華とスイスのLAAX(ラークス)に3週間弱、tripしてきました。
このtrip中の1週間、海外のhead girls rider shootingに参加する為です。
まぁこんなシレッと言ってるけど、
私にとって2回目のスイスLAAX、恵利華にとっては初めての海外遠征。
成田からZurich(チューリッヒ)までは飛行機で12~13時間、Zurich空港からLAAXまでは私も初めての電車とバスの乗り継ぎ移動で日本を出発するまでは無事に辿り着けるか、英語圏ではない場所での生活、結構ワクワクドキドキの期待と少しの(いやかなりの)不安がありつつのtrip。
なおかつこの2人でトラブルが起きない訳がない。と周りから言われていたので、出発の長野から成田、そしてLAAXまで丸々24時間、意外とスムーズに辿り着けた事に自分自身信じられない。笑
スイスの代表的な山の一つ、LAAXはEuro OPENも毎年開催されるほど、パークもハーフパイプもクオリティの高いゲレンデ。前回行った12月頃の時期だとまだ完全じゃなかったパークも、ハイシーズンから春にかけてはアイテム数もかなり多く、ハンパなく長~いリフトの上から下まで1本分。
ジブアイテムも日本ではあまり見られない様なアイテムばかりで設置の仕方もおもしろい。
初日から恵利華と2人してワクワクし過ぎて「ヤバい」「楽しい」しか言葉が出ませんでした。(あ、あと”お腹空いた”笑)
この時期のLAAXでも日本と同じくスプリングシーズンでクローズ間近とあってか、ゲレンデでもベースタウンでもみんなまったり。時にはビール飲んで、滑って、休憩して、滑って、休憩してみんなとワイワイ、って人が多かった。
モチロン「ヤバい!」ってくらいのひたすらハイテンションで滑ってるストイックな人もいたけどね。笑
私と恵利華はもうLAAXのこのパークやパイプ、さらにその奥にある壮大な山の大きさに感動しすぎてまったりなんてできなかった。特に恵利華は後者。笑
head girls shootingでは、headのinternational riderであり、ソチオリンピックでも女子にしてF1080をメイクして4位に入賞したSina Candrian(Swiss)、同じくスイスのTina Ramholt(ティナ)、UKから15歳のBecky Menday(ベッキー)、と日本から藤原恵利華&私の5人のメンバー。
ジブやキッカーのパークライディングがメインのMovie&Photo Shooting、時にはハイクアップしまくりなアイテムごとの撮影、滑り終わった後はオフショット撮影…の内容盛り沢山な1週間。
私も恵利華も海外のライダーと一緒に滑ったり生活するのは初めてだから、あまり輪に入れないかも…とちょっと心配してたけど初日からの1週間、リフトでも家でもみんなで笑い転げる毎日でした。
私と恵利華がバカな事ばっかりやってたから?笑
それもあるかもしれない?けど、他のhead girlsのキャラが良かった。
Tinaはベテランながらの自然と周りを引っ張って行ってくれるムードメーカーで、私達も気負う事なく撮影に臨めたし、とにかく彼女の撮影の雰囲気を楽しみながらのストイックな姿勢に一緒にいてかなりプッシュされた。そしてご飯も作ってくれる面倒見の良いお姉さんな雰囲気。
Beckyはとにかくジブが上手くてアイテムに対しての乗り方、合わせ方、見せる技…安定感がハンパ無い、何より撮影中の雰囲気も15歳とは思えないくらい落ち着いてる。でもチョコを見せると無邪気な笑顔を見せてくれるかわいい最年少。笑
Sinaも地元LAAXを色々とアテンドしてくれたり生活に不慣れな私達の事を何かと気に掛けてくれたり。シーズン中に腰を痛めていた為に撮影の間で残念ながらジャンプは見れなかったけど、やっぱり軽く滑っててもかっこ良かった!スケートもかっこ良かったし、彼女の持ってる自然体な雰囲気全部がcoolだった。
このtrip中で残念だった事は、short riceが手に入らなかったのとSinaのジャンプが見れなかった事かな。苦笑
そして初めての海外の山、生活。標高の高いスイスのゲレンデでそこでいきなり海外のライダーと一緒に撮影に入るという経験をした恵利華。少し心配ではあったけれど、元々持ってる彼女のライディングスキルと素直に状況を受け入れるキャラクター性、言い方を変えればあまり深く考えずに飛び込める天然さ?笑 のおかげで、周りのみんなに認められるくらいに自分の滑りをしっかり出せていたと思う。この3週間のLAAXでのライディング経験で恵利華は面白いほど沢山の事を吸収してパワーアップしたんじゃないかな?ライディング以外のオフショット撮影やみんなとの生活の中でも彼女のキャラは炸裂しててかなりの印象は残せたはず。笑
これからも経験していくだろう海外での滑りで恵利華がどれだけ成長していくのか、とても心強くて楽しみになった。
ゲレンデ撮影以外でもみんなで行ったLAAXのふもとにある「フリースタイルアカデミー」っていう施設。
ランプやボウルでスケートが出来るだけじゃなく、ランディングにスポンジを使ったハーフパイプやキッカーでスキー&スノーボードの練習も出来る。トランポリンもいっぱい。そこで遊ぶ子供達もいっぱい。Sinaを始め、ここで滑る人達のスキルが高いのも納得の環境。
LAAXの山はゴンドラやリフトが何本も渡る広大で岩だらけな山、自分で判断しながらどこでも滑ってよし。
実際に撮影を終えた後の滞在1週間、ゲレンデクローズ間近の数日で雪が降り、恵利華と2人冒険気分で山を登ったり巡ったり。それでも全部は滑れてなかったけど。
岩や地形に危険がいっぱいだからかなり注意深く、程よく緊張しながらのパウダーは景色も合わせて気持ち良かった!
このhead girls shootingに参加する事、このtripで私達2人は本当に色々と滑り以外の事も経験させてもらいました。
撮影やライディングももちろんだけど、海外のライダーと一緒に行動し生活する事。ガールズプロダクトのミーティング、スケートやBBQのスノーボード以外のコミュニケーションの時間。
楽しむ時間を共有するのに言葉の壁はなかった。…でももっと突き詰めていくにはコミュニケーション能力は必要だね。苦笑
撮影の時には「あのアイテムで私はこういう事をしたいからこういう風に撮って欲しい」とか”ああしたい・こうしたい”と、自分の意志を伝えなきゃなんだけど、良く伝わったなと今さら思う。笑
そしてこの会話能力の拙い2人を快く受け入れてくれたhead本国スタッフのMaxやみんなにも感謝。
今回の撮影も含めたこのスイスでの経験で、これから先の自分に必要な事が色々と発見できた。
LAAXの環境が素晴らしいって事もいっぱい知れたしね。
恵利華もそこに感動しまくりでした。笑
今回のこの海外の撮影参加するという経験、チャンスを作ってくれたheadに本当に感謝です。
LAAXで撮影され海外で配信されるこのhead girls clipをお楽しみに!
これからスタートするgirls projectの動きも要チェックです♪
head snowboardsはギアもライダーも共に進化し続けるのです☆
今回のtripで色々とお世話になった SNOWBUMの小畑さんもありがとうでした。
スイスに毎年行っていた小畑さんならではのヘルプで色々と助けてもらえました☆笑
スイス、ヨーロッパtripに興味のある人はぜひ!
プロフィール
名前:岡田沙織
生年月日:ひみつ♪
出身地:兵庫県西宮市
好きな事:トリップ、飲む事
嫌いな事:悲しい事、怪我、グリーンピース
スポンサー:head / SP-united / Hein / RAGE eye interface / HIMARAK glove
/ SCORPION HEADWEAR / ARK / CORVET / FIXFIT / YOKOHAMAタイヤ
/ GLOBALSESSION / SO TUNE UP / i-Nature / Xenadrine / かんなの湯 / 高鷲スノーパーク
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