DICEを製造する山本光学は1911年の創業以来、1世紀以上にわたりアイウエアを製造し続ける。光をコントロールし、眼を護りいかなる気象条件においても視界を確保する。堅実な開発とモノづくりを貫き、進化し、優れた製品をユーザーへと届けてきた。そしてDICEも誕生20年の節目となる今シーズン、さらなる優れたレンズを開発、2016モデルに搭載することになった。そもそも我々日本人には眼の色にも関係して、見え方にも特徴があるという。さらに日本の雪山特有の低光量時(曇り、降雪、北斜面、林間コース)でどうしたら良く見えるのか? 我々の眼の特徴と日本の雪山のコンディションを徹底的に研究することこそがJAPAN MADEの命題。そこから誕生したのがULTRA LENSなのだ。
ULTRA LENSは低光量時でも雪面の凸凹や変化が際立つように、眼に届く光の波長に強弱を与えてコントロールする。さらに極端に色を強調し過ぎることのない自然なレンズカラーは、眩しさを抑えつつも林間コースのような瞬間的な明暗にも眼が順応でき、眼に対する負担を軽減してくれる。実際に撮影時に暗い撮影スタジオでゴーグルをかけてみたところ、ストレスなく、しかも裸眼で見るよりも確実に周囲の風景をはっきり視認できる。見え方は極めて自然で、眼に優しい。さらにレンズ内面に2倍の吸水力を持たせることで圧倒的なくもり止め性能を引き出すPREMIUM ANTI-FOGを施し、長時間やハードコンディションでの使いやすさも抜群という。今シーズン各地でおこなわれた試乗会でも多くのユーザーから絶賛を受けたということも頷ける。
このレンズをDICEのトップモデルであるHIGHROLLERに搭載。ゴーグル自体も極めて軽量で、フィット感に優れ、レンズ交換システムもスライダー操作でスムーズで簡単。まさにULTRA LENSにこのフレームの使いやすさを加え、DICE20周年を代表する革新的なゴーグルが誕生した。