2013/07/06
ベルリンの街中は。
電信柱の根元が
3倍くらいの太さになっとる程
世界一ポスター&ステッカーを貼る文化が凄い。
一晩にして街中の景色が変ってしまう。
朝、新しくなったポスターでも
夕方にはその上に5.6枚程
重ねられとる。
早いもんでも1分以内…
上から別のポスターを貼られてしまう程。
この街で
ポスターやステッカーを貼り
生き残る事が
どんだけ競争率が高い事…か は
ベルリンという特殊な街に住んで
一番感じた事。
ほれでも、数年間残っとるAki(MADBUNNY)の
ステッカーやポスターは
世界中から訪れるアーティスト達にもリスペクトされとる証 と思う。
Akiにはベルリンや
ロンドンにこれだけ仲間がいて。
アーティストとして成功しとるように感じとったけんど…
Akiは今でも週に一度程、
ベルリンの街中にポスターを張りに出かけ
夜中に出て、朝まで帰って来ん事も多々…
今でも尚
夜な夜な一人で、糊まみれになりながら自分の作品を街に張りに行く事実。
物凄いパワーが必要な行動であり
アーティストとしての衝動と思う。
今回初めて日々Akiがポスターやステッカーを貼る作業を間近で見た。
これがアーティストが海外で勝負している 瞬間。
ほの瞬間に立ち会えとる。
と思うと
鳥肌が立つくらい興奮した。
しかも、これだけ街にポスターやステッカーが溢れとる
日常の街で
Akiが写真作品を貼った瞬間、
街行く人が皆足を止め
写真を撮り
「これは誰の作品?」
「凄くパワーのある写真だよ」
と
お婆ちゃんやお爺ちゃんまでもが話しかけて来る事が、
Akiの写真へのベルリンでのリアルな評価と思うと感動で涙が出てしまった。
今日 家に帰ったら
ベルリンの友人達から
「今、ベルリン中でAkiのポスターが話題だよ」
「Akiのポスターが欲しい!」
って 何通もの嬉しいメール。
これが。
国境を跨いで活躍するAki (MADBUNNY)の日常。
Rico.