2014/08/06
ベルリンから帰国し、あっという間にフジロックを終え
次の制作に向かう自分の脳内イメージをキャンバスへ昇華。それぞれの色(個性)が主張しながらも混在していて、それぞれの色は、生きているから、寒色。暖色。共に「静」「動」「感情」や「主張」があるけれど、僕の中の、そこには、気遣いではなく、お互いの領域を侵害し合わない思いやりが存在していて。でも、きっと、この空間のバランスを取るには、それぞれの色(存在)が必要不可欠で。今までも、これからも。自分の脳内のイメージを具現化し公表するまでの長い道のりは、水と油(インク)が分離し、その時は混ざり合わないし予想もつかないけれど、時間を掛けてキャンバスに固着した時の表情と似た喜びと同じ。僕は。こんな感覚を「絵」や「写真」や「ライディング」として表現しています。もう何年も描き溜めているシリーズだけど。こうやって誰かに見せるのは、はじめて。照。