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2013/09/02

ぼろっボロだけど。
僕の感性と直結しているのは、1966年にドイツで生まれたフィルムカメラ。16歳の時に初めて暗室で現像した時から、今回、ロンドンで撮影し出版した2冊目「LONDON / Ai」も、今、ベルリンで撮影している3冊目「BERLIN / Rico」も全てこの機材で撮影しています。もちろん、写真を仕事とするプロ フェッショナルですので、仕事の現場では写真&動画共に超最新機器を使用しています。が…自分の「作品」として撮影する場面では、デジタルか?フィルムか?なんて全くどうでも良く…ただ、その瞬間の自分のイメージに忠実なカメラのシャッターを押したい。僕が求める「感じる写真」(作品)とは、自分と被写体との「メンタル」の問題がとても大きく、それは、機材の性能だけでは絶対に描写出来ない「瞬間」。だからこそ。なのです。