そろそろ旅も終わり。
今回2回目になる氷河キャンプだった、前回とは近い場所だけど、コンディションも滑るエリアも全然違くて…。
メンツも前回とは違うメンツ
Sekiguchi Masaki. Higai Yoshiro
Daisuke Sasaki. Katuyuki kono. Takaoki Hasimoto. このメンバーで山に入るのは初めてで楽しみなのと、フリーライディングをしだして憧れていたアラスカへのワクワク。夢に見たシリアスな斜面にビビる感じ。
でかいキャンパーがこの6人の氷河に入るまでと氷河を出た後の家。みんなで交代で運転して3日でようやく目的地に。
パイロットのdrakeさん。スキーがしたくてアラスカに来たみたいで最高のパイロット!
僕らの日程が12日間しか無いという事で氷河は1ヶ月出られなくなることもあるんだと怒られる。
大輔さんの言葉 Japanese are very busy. に相当ウケていい雰囲気になる。笑
待機の間、氷河を想定したセルフレスキューを大輔さんに教わる。
アラスカの斜面でのスノーボードも難しいけど氷河では、その名の通りセルフレスキューしかないので気持ちだけでは攻められないと思い知る。
天気が良くなるとバタバタ用意して、ようやく氷河に入る。やばいやばい。
氷河の中はクレバスがいっぱいなので日本では中々やる機会のないザイルでみんな繋がっての行動。
初日は天気も良くて足慣らしに滑りに。自分達とは入れ替わりな感じで同じエリアてテントを張っていたグループがまず一便で帰るのが見える。
テントに戻るころ少しガスが出てくる。テントに戻るともう帰ったと思ったグループがいて。パイロットのdrakeさんの判断で2便は天候が悪くてこれなくなったと置き去りに…。
もう酒も食料もないよーって言ってる。ホントにこういう事になるんだと目の前で。まさに明日は我が身。
それからは天気が悪くて基本停滞。みんなでゆっくりゴハン食べたり、ひたすら寝たり、読書したり。。。
何日かの停滞をしてガスが抜けてくる。いつもは海外には重たくなるし、移動で壊したくないから持ってこないMAKE YUKIITA をホントに持ってきて良かった。
みんなでテント場の横に発射台を作って、パンプトラックを作って、置いてけぼりになったAspenとCodyも混ざってセッション!セッションしながら最後にend bowlまでつくった。
大した英語も話せないけどYUKIITA のおかげで仲間に!YUKIITA は世界的にトレンディな遊びだなぁ。
ストンプのことも知ってるみたいでノリが合うなと。Aspenは22歳で氷河キャンプしに来ていていい動きすぎる。。。
斜面に近寄ってチェック、滑りを繰り返して、目的の斜面に。
斜面の反対もやっばい景色。
目の前にスパイン、急斜面、岩に氷、夢が叶った感じ。斜度も雪もすっごい
遠目で見るとデカくて嫌な感じで、近くに行くとイケるなって思うけど、ピークに上がるとなんじゃこりゃな感じ。そして滑ると、あーあそこ飛んでこればとか、あそこで尾根に乗ってればとか良いイメージがどんどんでてくる。こんな斜面をイメージしてやってきてるつもりだけどAlaska はAlaska だ。
もっともっとこれからも、この気持ちでやりたい。キリがないけど、ここでもっと攻めたい。
なんなら近い仲間とも来てみたい!
俺たちは皆そろって無事に下界に降りれて。
町に降りるとカズが撮影で来ていて一緒に散歩したりカフェ行ったり地元みたいだった。
この作品は今秋発売予定のEBIS FILM
ICON8で公開されるので是非みてください!