2013/05/10
Akiに初めて全てを撮られた私。
あの日から一年。作品集の発表をする為のロンドン行きチケットが届いた。でも、これが、ロンドンでAkiと一緒に暮らす最後かと思うと少し寂しい気持ち。
ここ一ヶ月、出版社の人、翻訳の人、ロンドンのみんな、本当に沢山の人達が、わたし達の作品集のリリースに向け一丸となっているのを肌で感じる毎日。本格的な編集に入ってからのAkiはプロフェッショナルモード全開。わたしは、Akiと一緒に作業しているこの時間が愛おしい。ふと。このまま、作品集が完成しなければ…って、思う瞬間があって戸惑う。ロンドン行きたいけど。行きたくない。正直、どうしたらいいか分からなくて、混乱してる。きっと、この先も、写真展等で一緒に動くけれど…Akiの感性から離れるのが怖い。でもこれが。Akiと最初に交わした約束。あと一週間後、あの場所で約束のショーが始まる。
Ai Nakahara