里山にも雪が降りてきた。
このまま根雪になってくれるといい。
長いようで短い冬。
あっという間に春も来る。
朝の来ない夜はない。
日々の1秒1秒のつながりが人生をつなげていく。
この時代、はやってる物事が本物と錯覚させられる事が多い。
大切なのは客間的に判断すること。自分の直感を信じること。
学業を終え社会に出るときに感じた就職という違和感と戦い、
スノーボーディングの道を選んだあの時、まさに直感を信じて歩み出した瞬間だった。
楽しい時も苦しい時もこの世界は自分にすばらしい経験を与えくれた。
そして、その時の最大の理解者は父であったのかもしれない。
彼は、自分が子供のころから「何でもいいから日本一になれ」と言っていた。
日本一になった時、交わした力強く分厚い手の感触は今も忘れない。
たとえ血が繋がってなくてもそれ以上の関係はある。
これからも自分の気持ちに正直に、
そして直感で感じる本物とともに深みのある人生を歩みたい。