遠くて近い

終戦から66年だそうです。

66年というと、ずいぶん昔の事のように感じます。
でも、自分が生まれた時を思い返すと、終戦から
20数年しか経っていなかったことに、今さらながらに
少し驚きます。
もちろん戦争は知りませんが、自分が生まれて、生きてきた
時代というのは、戦争が終わってからそんなに時間が
経ってなかったのだということを、戦争が終わって66年が
過ぎた今になって感じたことに驚いたのです。

昔は子供だったのでそんなことは考えもしなかったのか、
66年という時間が、少し俯瞰で物事を捉えることに
気づかせたのか、それはよくわかりません。

戦争はもちろんイヤです。
しかし、有事は自分の意思とは関係なくやってくることが
多いと思います。
戦争、震災、事故。
これらとは比べ物にならないかもしれませんが、山での
事故も身近な有事だと思います。

事が起ってからでは、状況を一変させることは個人の
力では難しい。
各個人が日頃から有事を想定した訓練や予測、プランBを
考えるクセを着けておくことが、戦争を、そして身近な
有事を回避する手段のひとつなのではないかと思う。

他人事では戦争も有事も回避できない。

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