目標の決め方は物心ついた時から暗黙の了解で決まっていた。
「いつ」「どこで」「誰が」「なにを」「なぜ」「どうして」
そう
誰でも知っている5W1Hだ。
しかし
本当にこの順番で思考して目標を決めていいのだろうか・・・?
学校の勉強、サラリーマンとして働いている時はこの順番で
なんの問題もなかった。
というか考えた事もなかった。
さらに起業した後、受託業務をやっている時もそうだった。
与えられた事を全力でヤリきる時には、この暗黙の順番が重要で
さらにいうなら、目標を達成させる上では「なぜ」という
最後のWはなくてもいいくらいだったかもしれない・・・。
しかし、創業者として新しいことを開拓していかざるを得なくなると一変する。
「なぜ」が一番に来ないと何も始まらない。
VISION/MISSIONに気がつき形にしていく上での一番の
モティベーションは
「なぜそれを行うのか」が重要になるからだ。
(写真は2012年秋 都内 三浦ドルフィンズオフィスにて)
さて、今年5月にヒマラヤに行かれる三浦雄一郎氏(以下三浦先生)
のインタビューの機会に巡り会えた。
(詳しくは UNTRACKED APPアプリでダウンロード)
その時に、先生に目標を決める時の順番についてお聞きした。
先生は、場所/WHERE と教えてくれた。
いつでもなく
なぜでもなく
どこ
ここからスタートだとういのだ。
確かに、行く場所が決まれば、誰と行くべきかも自動的に決まるし
そのスケジュールも決まる、HOWのどのようにも具体的になるだろう。
でもよく考えれ、そもそも三浦先生には、「ヒマラヤの登頂と80歳で決める」
と目標設定しているので、「いつ」も「なぜ」も明確だからかもしれない。
しかし、一般的な順番やビジネスの順番の発想では、こんな偉業というか
自己実現に向けた思想、生き方にはならないのだと、
三浦先生の人生、経歴を見て納得せざるを得ないので、ピュアに心に入ってくる。
本当に自分の人生に対して向き合うための目標設定をするならば
「場所/WHERE」をまず決める。
私は三浦先生から学び、そう確信した。