7年越しの告白

皆さん、こんにちは。

自分の中のパンドラの箱を開けるときが来ました。

新しい自分になって、新たな目標に向かって頑張っていきたいので、

初めて正直に全てをお話しようと思います。

実は今年の夏、左膝の前十字靱帯の手術をしました。

フランスでのジャンプの着地で膝を痛めて遂に手術を決意しました。

でも、正直ほっとしました。

「もう、絶対に手術しよう!」と決心するくらい痛かったから。

実は、7年前からは左膝の前十字靱帯がありませんでした。

以前、

プロになる前に、反対側、右膝の前十字靱帯の手術をしました。

精神的にも肉体的にも辛いリハビリ期間を乗り越え、

プロになることができて、活動しはじめてていた矢先、

今度は左膝の前十字靱帯を痛めて手術を迫られる状況になりました。

シクシク。。。(><)

考え抜いた結果、

再建手術をせずに、筋肉強化でスノーボードをし続ける道を選びました。

やっと、プロスノーボーダーという夢がかなったのに、

これ以上、手術に費やす時間はないと思ったから。

「前例がないのなら、前例になってやる!」という気持ちで。

毎日トレーニングをして、

膝に良いといわれることは全部試しました。

膝周りの強化、毎日の筋肉トレーニングと身体の使い方、

スノーボードでのジャンプの着地の衝撃の吸収の仕方など。

きちんとプロとして滑り続けることができたら、それが新しい前例になると思ったから。

そういう気持ちからか、

何年か診てもらっているスポーツトレーナーの方にもサイベックス検査で、

「データからは前十字靱帯がないような数値は出てこない。。。」

と言われました。

担当のお医者さんも、前十字靭帯なしで20メートルジャンプやストリートやバックカントリーを続けている私の膝に医学的に

関心を持ってくれていました。

私に限らず、

皆、人は全て、世界一特別な人間だから、

この世の中にはその人にしかできないことがあるとおもいます。

他の人が無理だからといって、皆が無理ってことはあるはずがないし、

前例がないなら、第一人者になればいいのだから。

究極の状態だとしても「やればできる」と自分を信じて諦めないことで、

初めてその人にしかできない才能が開花するのだと思います。

私は左の膝に、自分の考え方や気持ちが一番大切ということを学ばせてもらいました。

そして精神的にも強くなれました。

7年前の選択と、そして今回の手術の選択は正しかったと思ってます。

でも、滑れない間もスノーボード業界のために私にできることはあるはずっ

新しい活動にも力を入れていこうと思っています。

よろしくお願いします。