PSA ASIA Snowboard Pro Tour round 6 SS
6th CSBA on SNOWFESTA
2015年2月12日長野県「X-JAM高井富士」にて、PSAプロツアーのフリースタイル種目としては、岐阜県めいほうスキー場で行なわれた「MBA」(ストレートジャンプ)に続いて2戦目となる「CSBA on SNOWFEST」(スロープスタイル)が開催されました。
PSA ASIAではファンの皆さんに選手達の熱戦をリアルタイムでお届けすべく、PSA ASIA TV(USTREAM)を使用したライブ中継を行ないました。
PSA ASIA TV解説席には、藤沼到プロ(head)、吉田”キャシャーン”安亨プロ(NOVEMBER)を招き、終始笑いあり涙あり???のライブ中継が放送されました!!!
競技は快晴の空の下、X-JAM高井富士が誇る「MAX BEAT PARK X-JAM」内の5セクションを使用して行なわれました。
第1セクション 10メートルキッカー
第2セクション 10メートルキッカー
第3セクション 13メートルキッカー
第4セクション フラットダウンレール または フラットダウンボックス
第5セクション サイドインフラットレール または サイドインフラットボックス
男女共に難易度の高いトリックを、大きく、スタイリッシュに、クリーンにメイクしてつないだ選手がファイナルへと駒を進めた印象が残りました。
5セクションをトータルしてクリーンにつなぐ、難易度の高いランが予選通過には必要になったと思われます。
女子ファイナルを制したのは、ファイナル2本目のランで完成度の高い360やバックサイド540、キャブ540等を決めた小川輝プロ(NOVEMBER)。
予選1位通過の最終出走で、1本目のランに惜しくもミスがありプレッシャーのかかる2本目のランになるかと思われましたが、ファイナリスト中最後のランで優勝を決めるという、トッププロの精神力を見せつけた素晴らしいランになりました。
また多くの女子選手が720にトライするハイレベルな展開にスロープスタイル新時代の幕開けを感じる一戦になりました!!!
女子リザルトは
1小川 輝
3松澤 優花
男子はスイッチバックサイド540、バックサイド900、キャブ900等をクリーンにつないだ阿部貴文プロ(NOVEMBER)が優勝。
競技終了後の勝利者インタビューでは、1本目のランをクリーンメイクできたら、2本目で難易度をあげたランにトライしたかったと若干悔しそうに語った阿部プロでしたが、技の難易度、完成度で充分に他のライダーを圧倒した印象がありました。
また2位にはクリーンなフロントサイド720やバックサイド900等を決めた大塚健プロ(スノーウ”ァ溝の口)が、3位には終始大きなバックサイド720やフロントサイド900等で攻め続けた小川雄丸プロ(SCOOTER)がランクインしました。
男子リザルトは
2大塚 健
4梅原 颯太
5相澤 亮
6大多和 弥希
朝から快晴が続いていたパーク内も、ファイナルが行なわれる時間帯では時折向かい風も吹く難しいコースコンディションになりましたが、
パークプロデューサー佐藤“ゴーキ”元彦プロ(NOVEMBER)率いる高井富士ディガーズの活躍により最高のコンディションが維持されたおかげで、メンズファイナルでは720、900、キャブダブルコークも飛び出すハイレベルな戦いが繰り広げられました。
次回のPSA ASIAスノーボードプロツアーフリースタイル種目は白樺湖ロイヤルヒルで行なわれるKSBA Halfpipe Pro Session in Royal Hillとなります。
今シーズン初ハーフパイプのプロ戦となりますので、こちらもお楽しみに!!!
PSA ASIA TVでライブ配信も予定していますので、こちらもお楽しみに!!!