さてさて、今日の自己紹介は私CVB新井の名前を全国区にしてくれた原動力!!
FIRST CHILDREN!!!(以下FC)
FCはいわずと知れた日本最大手プロスノーボードチームです。
DVDの総売り上げ本数は20万本オーバー!
日本のムービー業界の先駆者と言って過言ではないでしょう!!
俺は始めて見たスノーボードムービーがFCの5作目「ライジングサン」でした。
最初はスノーボードムービー見て、ちょっと詳しくなった気がして見たい気持ちでとりあえず「店で一番売れてる」的な棚から取って買いました。
見てみると、スノーボードの知識のない俺でもとりあえず面白い。
そこからスノーボードムービーに興味を持ち、色々買いました。
でも他のスノーボードムービーの流れはとにかく「カッコいい」を前面に打ち出していました。面白いんだろうな、ってシーンとかは結構あるけど、それは当時の俺の目線から見ると、身内や、そのライダーを知っている人なら面白い。そんな作りでした。
なのでFCは毎年買い続けてました。
そして何年か経ち、ノースポンサーで篭った最後のシーズン、俺には目標がありました。
それはDVD下剋上第二作目(アマチュアの映像投稿によるムービー)に出演すること。
なぜかと言うと、第一作目でパートを取った田栗賢二(現FCメンバー)がそこで一気にスターダムを登り、名実共にプロスノーボーダーになったから。
なのでそのシーズンはそのために仲間内で映像を取り貯める日々を過ごしました。
ただ普通と違ったのはシーズン中に下剋上主催者=FCが主催する草大会が出来たことです。
※ちなみにその大会に出場する前日に
「チョコバニラボール新井」
という名前が命名されました。それについてはまた今度。
その変な名前で出た大会の結果は、元FCで当時まだ無名の干川 玄に続く二位。
三位は一個前の記事に出ているこれまた当時無名の岡本圭司。振り返ると凄い面子だったんですね、あの大会。
表彰式を経てヤスさん(FC代表)と話をすることが出来ました。名詞ももらえました。
下剋上に出すことがシーズンの目標、で、その先に繋がる人とも知り合えました。
正直、ヤスさんは面倒だったかもしれませんが俺は結構電話しまくりました。
自分をアピールしたかったのです。
そして発売された「下剋上その2」では目標叶い、パートを取れました。
そこから俺のヤスさんへのアピールは更に加速しました。
そうなのです、下剋上が目標なのでは当然無く、そこをステップにFCムービーに出たかったのです。
今でこそ「DVD売れね〜」とか「DVD多すぎてよくわかんね〜」とか言われてますが
、俺たちが駆け上がった時代は有名ライダー=DVD出演は定説。
そして欲深い俺はムービースタートして名を馳せたいなら、一番名を馳せている、自分の大好きなDVDレーベルに出たい!
と言う気持ちでいっぱいでした。
そしてアピール下手なりに一生懸命何度もアピールして、セイトーグローブ(これまたFCの会社のブランド)のスポンサーを付けてもらうことになり、下剋上その2に一緒に出ていたマーボー(元FC・白波瀬 正樹)と一緒に撮影してもらう機会も出来ました。
その時の映像がFCムービーPART9シンクロでの元祖バトルパートです。
ここまでがきっかけです。
翌年からは拠点を長野にして、FCの撮影をメインに動くようにしていきました。
FCとはプロスノーボーダーチームです。
そこの活動や別事業としてポーザーズプロダクション(以下PP)と言う会社があります。
そこではセイトーグローブはじめ様々なスノーボードブランドを展開しており、FCのDVDの販売元会社ともなっております。
さらには近所に和合堂やUNITYと言うプロショップも展開しており(これはPPの経営ではないですが)FCで活動するには長野だと非常に動きやすいのです。
そういう表舞台には立たない人たちに支えられ、活動のサポートをしてもらえる。
その中心にヤスさんがいます。
俺はいつしか、出させてもらうだけではなく、きちんとこのファミリーに恩返しをしなければいけないと感じるようになりました。
自分がのし上がる野望だけでは周りは見えないけど、ふと見渡すとちゃんと周りにサポートしてくれる人が沢山いるのです。
でも更によく見渡すと、そのサポート出来る環境が作れるのって、やっぱりお客さんあってのものなんですよね。
つまりは俺は自分のパフォーマンスでお客さんに楽しんでもらう。
それがFC、PP、和合堂、UNITYの為になり、また自分に返ってくる。
特にその流れをまとめるヤスさんはファンが一番大切、ファンに生かされている、と言う気持ちが一番強いです。
先の記事での中本さん、そしてこのヤスさんを見て、やる事や内容が違っても、見ている根本が同じ事に気付きました。そういう人こそが周りに人が集まるようになり、純粋に尊敬できる人間になるんだと思いました。
多分その気持ちを持っている人こそが冒頭に書いた、
「よく分からないやつが見ても楽しいと思える」
作品を作れるんですね。
そして平行してその気持ちをより強く持っているからこそ、FCは他のレーベルやチームにはない規模でのライダーサポートに還元できるんだと思います。
だから今の俺は
「FCというメジャーなDVD」
に出ることではなく、
「FCという一番ファンを愛し、そして愛されているDVD」
に出ていることに誇りを持っています。
完全に俺のプロ理念と同じ気持ちです。
これからも俺なりの楽しませ方で暑苦しいパート、続けさせていただくと思います!!
時には見苦しくなってしまうほどになるかもしれませんが、それはその気持ちが強すぎると思ってご容赦ください!!