来週開催される、15/16AW 展示会アイテム・群馬silk200/インサレーションJKのご紹介です。
中綿には群馬シルク100%、高級素材を使用。
群馬県と言えばシルクの産地です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/富岡製糸場
「群馬県:富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産として、2014年6月21日の第38回世界遺産委員会(ドーハ)で正式登録。
こちら群馬県みなかみ町、標高1000mにアトリエを移し、ならではの一押しアイテムを今期作成致しました。
群馬布団工場にてシルクフィル加工特許技術にてご協力頂き、ようやく製品化。
実際、試作1枚作るのに2日間かかりましたが、その後、布団工場、縫製工場さんのご協力のもと改善を重ね、量産までの流れを何とか作って頂きました。
シルクは、蛾の幼虫の蚕(カイコ)の繭から作った繊維です。蚕は、幼虫から成虫になる時に繭を作り、その中で過ごします。繭は、蚕を外敵や自然から、守る殻の存在で、繭の中は乾燥し過ぎず、多湿にならず、適温を保ち、太陽の紫外線や外敵から守るようになっています。
保温性、吸湿性、放湿性などの綿の約1,5倍、汗をかいても、吸湿性により、サラッとして、余分な水分は、すぐに放湿してしまいます。その上、保温性まであり、シルクの繊維間には、沢山の細やかな気泡があり、その気泡の断熱効果により、冬でも暖かく、夏はさわやかで、一年中着心地がとても良い天然素材です。
そして表生地にはリップストップ撥水ナイロンを使用しています。
インナーとしてのレイアリング時は中での滑りもよく、ストレスを感じさせず、ひっかかり、引き裂きに強い素材。
径、緯共に15デニールのブライト超極細糸を使用した高強力軽量ナイロン、表面には撥水性もあり、中綿のシルク100%の特徴を十分に活かすべく、通気度のスペックも勿論満たしています。
汗をかき、内部に浸透し、シルク100%フィルで整え、嫌な匂いも付きづらくそして外部に放出する仕組み、バランスが良いアイテムです。
パターンカットには内腕、脇には吸水速乾ストレッチ素材も使用し、早急な汗の放出と運動量も確保しています。
実際山でテストし感じた事は、安定感と平均点、バランスが天然繊維は優れています。
心地よいのは確実です。化学繊維にはない優しさ、良さがあるのです。
取り扱いが便利な高機能ポリエステル、強撥水、保温、透湿確保等の大手P社素材も他アイテムで勿論提案しますが、やはり、群馬、弊社ならではの天然素材はブランドとして提案したいのです。
こちらアイテム、乞うご期待下さいませ。
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*ここでシルクの欠点もご紹介します。
シルクの縫製は、普通の生地より難しいく、とても気を遣う素材です。洗濯が少し面倒で、洗濯も普通に洗濯機で洗う事が出来ません。
〜しかし、こちらで浸け置き洗いをすれば全く問題ありません。
自身は、ダウン、3レイヤーJK、ベースレイヤー全ての洗濯をこちら洗剤で行なっております。環境にも優しく、経済的。そして、なによりも楽です。
洋服も痛めません、保温性、吸湿性、放湿性、機能素材アイテムは素材特徴が回復します。
機能素材アイテムの取り扱いで、度々お問い合わせ頂きますが、、、本当にこちらは良い洗剤ですね。
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15/16 AW winter mountain LIFE/
「mountain of moods」Newレーベルを発表、今回のjumble合同展では全てmade in JAPANのURBAN Outdoor、ラインナップのみを展示致します。
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http://www.jumble-tokyo.com/information.html
■2015 Autumn/Winter JUMBLE TOKYO 合同展示会
会期:2015年3月11日(水)~13日(金)
11日(水)・12日(木)10:00~18:00
13日(金)10:00~16:00
会場:ベルサール渋谷ファースト HALL B1
MofM Official site /
http://www.manofmoods.com/
Appointment /
info@manofmoods.com
Photographer : Tetsurou Moriguchi