2015-16シーズンより石川敦士がSP-Bindings teamに加入。
プロスノーボーダーとして、TOYOTA BIG AIR、NISSAN X-TRAIL JAM、SLOPESTYLEなど日本のスロープスタイル競技の全盛期をトップコンペティターとして活躍。
scloverクルーとして、ハイレベルなフッテージを残し、さらには日本のメディア媒体において表紙やライダーとしての特集、そしてインタビューなど多数のメディアに露出してきた石川敦士。
彼が、「なぜSP-UINTEDを選んだのか?」をインタビューした。
Q1 次のシーズンを迎えると何歳?プロとしての活動は何年目?
39歳!プロとしては18~19年目になるかな!
Q2 プロ活動をスタートし、大会、撮影を主にしてきたと思いますが、近年の活動は?
うーん。昔も今もベースの部分は変わっていないですね。もう大会は自分の中でないと思います。が、撮影に関しては何も変わっていないですね。それに最近はパークのプロデュース(遊び場提案)をすることが増えてきました。自分の経験を生かしてスノー業界を盛り上げて行きたい。ライダー達が練習できる場所を日本で作りたい!と思って始めました。
Q3 今の自分のライディングに対して意識していることは?
昔と変わってないと思うけど、ジャンプに関しては「高さ」かな。やっぱり、どんな技をやっていても「高さ」があれば目を引くからね。
Q4 長年使用していた以前のサポートギアからSP-UNITEDを選んだ理由は?
今まで7年くらいFLOWを使っていて、昨年ボードスポンサーが変わったタイミングでビンディングを探していました。別件でタイミング良くSP-UNITED JAPANの会社(輸入代理店)に行く機会があり、事情を説明して、意気投合しました。もちろん、SP-bindingsのテストをしました。アルミのビンディングが昔から好きだし、今まで使っていたリアエントリービンディングということもあり、違和感なく、調子良く使うことができました。正直、この年齢になり、新たにスポンサードしてもらうことはそんなに望んでいなかったんですが、メーカーの人にリスペクトされ、必要とされ、ともに仕事ができることを本当に幸せに感じています。そう思ってくれるメーカーの方々を心からリスペクトしています。
Q5 今、これからのライディングスタイルはSP-bindingsと、どのように交わっていくと思う?
自分のスタイルは変わらないと思う。もともとパウダーが好きなので、ストリートよりもパウダーが増えていくと思う。その時の融合が楽しみだね。
Q6 昨シーズン使っていたビンディングのモデルを教えて?
パークやフリーライディングのときはsLAB.one
ストリートやパウダーではbrotherhoodを使っていたよ。
Q7 sLABベースの使用感を教えて(sLAB.one、Mountain、brotherhood、core、Splitに使用しているベースプレート)
アルミベースが好きだと感じました。この感覚は昔からなのかも。大きなジャンプとか、木の中のライディングとか、ストリートのちょっとしたライン修正とか、ちょっとしたエッジのかけ方とか、ちょっとした何かの対応をしなきゃいけない時に自分の動きにちゃんと反応してくれるのが好き。
Q8 SP bindingsは、リアエントリーでFASTECHというシステムなんだけどホールド性など特徴はある?
リアエントリーだと、どうしてもイージーでクイックエントリー&リリースというイメージをつけてしまうけど、実はバックル(evo buckle)がついているからリアエントリー+バックルという感じでさらにホールドされる感覚があります。
Q9 セッティングについてこだわりがある?こうするとSPは自分にとって調子がいいってある?
ブーツを外す時、ハイバックを倒したら自動でバックルが外れてストラップをあげてくれるシステムは心優しいよね!
あと、大きいジャンプや気合を入れて滑る時にいつもバックル(evo buckle)でさらに締めるんだけど調子いいね!
Q10 これを見てくれた人たちに一言、そして、今シーズンの意気込みを!
足回りはすごく大事な部分。いっぱい悩んで自分にあったセッティングを探すことが大事だと思います。その中にSP bindingsがあったら嬉しいです。今シーズンは、より多くの撮影に参加したいですね。やりたいことはWALLで3D(縦回転)アウト。と、去年立てなかったポイントをリベンジします!
2016年の夏はサーフィン、サッカーを楽しみながら屋外練習施設でスノーボードの練習にも励む石川敦士。