持論。
良いトリックとはスタートしてから、止まるまでです。
つまり、
スタート
アプローチ
抜け
空中姿勢
回転の繋ぎ
合わせ
着地
着地後の滑り
停止
です。それらをバランスよく繋いでスムーズにして、初めて1トリック。
ジャンプトリックは抜けにやたら滅多にこだわる人が多いじゃないですか。
自分は特に最近はあんまり抜けにはこだわらなくなりました。
それよりもスタートからアプローチです。
良いアプローチにつなぐスタートを切ること。
アプローチでいかに体を板に乗せ、板を走らせるか。
抜けを楽にさせるためにいかに効率的なラインを取るか。
それにより抜けの乱れやすい高回転トリックも安定した飛距離や高さが出せるようになります。
抜けはあくまでテイクオフから空中に繋ぎ易くするためのものとして、
乗ったスピードを殺さないエッジング、その点だけに気をつけてます。
そして着地を完璧にするために空中で以下に余裕を出して回すかに気をつけてます。
いくら抜けが良くても、いくら空中がカッコよくても立てなきゃ意味がないですから。
立った後もドライブしてしまったり、体制が不十分で手がバタバタしてしまうとかでは美しくない。
でももっとできる人を見てると、スタート前のカッコのつけ方から、止まった後のパフォーマンスまでカッコいい人もいます。
そこまでやってはじめてカッコいいトリックだと思えてきます。
今、伸び悩んでる人。抜けだけにこだわってないですか?
理想の抜けを手に入れるにはその前の段階で理想のアプローチをすることに心がけてみてください。
何となく昨日の竜ヶ崎の帰り道に考えてたんで、綴ってみました。
写真はスタートとアプローチ。
〓チョコバニラボール新井〓