工藤洸平 インタビュー

スノーボーダー 工藤洸平 インタビュー

中学時に全日本選手権にて優勝し、それ以降世界を舞台に転戦を続けている工藤洸平。
2010年バンクーバーオリンピックにも出場し、現在はSTONPクルーとしての撮影、自身のK-Filmsのマネージメント、そしてサロモンの撮影などをこなす彼のインタビューをお送りします。

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Q1  洸平くんは海外で滑る事がかなり多いと思いますが、先シーズン印象的だったスキー場はありますか?

海外に行っているときは大体大会を転戦しているときなので・・・・だけど春のMt BachelorとMammothに行きましたが、それは本当に撮影とかで行ったので楽しかったです。あとNew Zealandに行く前のMt.Hoodもとても楽しかったです。
STONPクルーで行ったんですがその1ヶ月はあっという間でした。みんなでプッシュして撮影して、笑って最高の滞在でした。やっぱり仲間と一緒にいることができるのが最高ですね。

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@2012 Burton High Fives.まるでグーフィーのジャパンエアーかのようなスタイル。しかし実はファーストヒットのアーリーウープ

Q2  実は意外と知らない人も多いと思うのですが、洸平君は絵を書くのが好きだそうですが、忙しい中絵を書く時間はあるのですか?

もちろん忙しいですが、その中で書く時間を作る事が逆にリセットできる大事な時間なんです。書いている時は何も考えずにいます。そうする事で自分の気持ちが静かになれるし全てを忘れられるので。だから忙しくて少ししか時間が確保できなかったとしても、その時間の中で書くだけでも気持ちがリラックスできる、自分の趣味ですね。絵はいつもスケッチブックに書き込んでいます。海外では紙とペンだけ購入したりしてます。

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One of his works.   どこかハッとさせられるディテールが描かれている


Q3  ライダーとしての大会の参戦、STONPとしての動きもある中で、洸平君にとってK-Filmsとはどのような意味合いなのでしょうか?

俺にとってK-Filmsはなにも縛りが無い仲間とか好きな人とか、「こいつかっこいい」と思うライダーとかと撮影してて、プロカメラマンに撮ってもらうわけでもなく、自分たちのテイスト、自分たちの好きな曲で、そのトリップをありのままで撮っていくという活動をしています。
それでVideoを作ってとかも考えていないし、とても自然体な自分たちを表現していく感じです。だから「これをしなければいけない」事なんて無いし、仲間といるその瞬間を表現するという事を大事にしています。

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@Mt.Hood.  STONPクルーとの撮影をこなす

Q4  K-FilmsはMovieをリリースするだけではなくプロダクトもリリースしていますが何か拘っている部分はありますか?

デザインも含めて自分の仲間にお願いしています。それを含めて自分と周りで話し合ってフィードバックしたり、逆に自分たちの意見をベースに作ってもらったり。工場も誰かにお願いするんじゃなくて自分たちで探し出したり、プリント工場を見つけるのも含めて全て自分たちで動きました。その過程がK-Filmsにとってはとても大事な事だと思っています。もちろん格好良さも重視していますけどね!
あとは数多くリリースしていくのではなく、しっかりと作り込んだものをリリースしているのでまずはパーカーとステッカーという形になっています。

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@2013 US OPEN。世界トップレベルのライダー達と肩を並べるライディング

Q5  最後にSBNを見てくれているユーザーへ一言お願いします!

俺らの動画で、本物のスノーボードを伝えていこうと思うので、よろしくお願いします。
今シーズンも楽しく行きましょう!

K FILMS 2014 COLORADO TRIP

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Interviewed and Edit by
Credit_Kazu