岡本圭司。彼を思い出すと「周りを常に盛り上げる」面白いキャラクターと「自分のビジョンを持ちながら常に進み続ける」真剣なキャラクターの2つの顔を思い浮かべる。
プロスノーボーダーとしての活動をし、HYWODをまとめ、一家の主として常に止まる事の無いライフスタイル。
今回は純粋な「岡本圭司」本人としての素直な思いを語ってもらう事ができた。
Q1 HYWODをまとめる存在として、ライダーとして、また一家の父親である圭司君ですが、自分自身の全体としてのライフスタイルでこれだけは信条やモットーとして外すことができない、ということはありますか?
常に自分なりに楽しむって事かな。
嫌な事も考え方によってはプラスになるし、例えば嫌な仕事があってもそれ終わらせたら後で遊べるとか、自分が1つ成長するとか、、、色んな事考えて、常に楽しんで出来るようにやってます。
このインタビューも今必死に眠たい中パソコン叩いてるけど、読んでもらえる人の事を想像しながらテンションあげて書いてます(笑)
他には、家族、仲間、友達とかを大事にしたいって思ってるかな。
自分の人生を彩ってくれるんはやっぱり周りのそういう人達やし、その人達と一生楽しくやっていく為には死ぬほど頑張らなアカンし、やっぱり人は1人では生きて行けないですもんね。
まあ、その分そういう信頼できる仲間とか友達って言うのもそんなに多く無いですけどね(笑)
Q2 一年中忙しく活動している中、とても家族思いの圭司君という評判ですが、仕事とのバランスはどのようにとっていますか?
家族にはマジで迷惑掛けまくってます。。。
家にもほとんど帰れてないし、奥さんにも子供にも寂しい思いさせてしまってると思う。
でもそんな自分を応援してくれてる家族の為にもスノーボード頑張りたいって常に考えてます。
いつも山とかに入っても、待ってくれてる家族がいるから、絶対に帰ろうっていうのはあるし、実際帰った時の安心感も半端じゃない(笑)
だから一緒にいる時は仲も良いし、本当に一緒にいられて幸せやってずっと思ってます。
今の家族といられて本当に幸せです。
子供の為にも妥協なく、今を真剣に生きて行って、背中見せたいですね。
じゃあ言い方悪いかもやけど、勝手に育ってくれると思ってます。
Q3 今期HYWOD DVDのSYNCHRONICITYのリリースまで、撮影や編集、その他面白かった事、大変だった事はありますか?
おもろかった事はー、死ぬほどありますねー。
HYWODのメンツとおったら毎日悪ノリ気味なんで・・・
まあマジメな話やと、去年の『原点』試写会ツアーで陽とユウキに俺が全然攻めて無くてパートがおもろない。もっとできるやろって説教されたんですよ。
で、今年は自分の中でバックカントリーの映像に拘って、自分を結構プッシュしたつもりで、70%くらいは満足できるパートを残したつもりなんですね。
じゃあ、今度は陽とユウキがパート残せなくて、逆に説教してやりました。
そしたらユウキに『来年ラストパートとって圭司君に引導渡す』って言い返されましたけど・・・
後は3月のHYWODのイベントのBILLAPARKで、パーティの時に花粉の薬×テキーラという最低の組み合わせで、人生初めて記憶をロストしたんですが、朝部屋で起きたら自分の体がゲロまみれと靴の跡まみれで、話を聞くといつもの恨みを晴らすために、潰れて地面で寝てた俺をメンバー皆が踏みまくってたらしいです。
いつか復讐したいです。
Q4 岡本圭司としてのライダー活動では海外(NZ)での撮影や日本での撮影など忙しく活動していると思いますが、ライダーとしての目指す所、ゴールなどはありますか?
正直ないですね。
でも常にシーンの最先端で滑ってるライダーでいたいとは心がけてます。
一般の方に見てもらえるように楽しく滑りたいし、他のプロにも舐められないように常に気を張って攻めてます。
特に年下のライダーに舐められるんが一番ムカつくんで(笑)
ちなみに目指してるライダーとかはいますよ。
Jake Blauveltなんやけど、彼みたいな滑りに、自分の色を加えて行けたら最高やなーって思ってます。
まあ、かなり遠い所にいますけど・・・・
Q5 SBNを見てくれているみなさんに一言お願いします
えー、いつも応援して下さる皆さん、本当にありがとうございます。
皆のお陰で自分はスノーボードをしながら生きていけてます。
その分、皆には最高のDVD、写真、番組、イベントをお届け出来ればって常に意識しながら滑ってます。
ニコラス ミューラーが言ってました。
『スノーボードが本当に上手い人は、楽しんでいる人なんだよ』って。
だから皆のスノーボードがより楽しくなる為、そして自分自身も心から楽しめるように、もっと頑張っていきますので、ずっと一緒にスノーボードやりましょう!笑
ちなみに今年からHYWODの体制が変わって、作品の編集とかにもメンバーが絡むようになりました。
今まではディレクターのYUGOさんに丸投げやったんですが、デザインに藤田一茂、総合のプロデュースに自分が入って、各パートもメンバーが自分でディレクターと作っていく感じになって、よりHYWODっぽい中身になったって気がします。
『Synchronicity』今までとは全然違う作品になってますんで是非見てやってください。絶対滑りに行きたくなるんで!
あと、来年の作品も絶対今年より面白いモノつくります。
これからもHYWODと岡本圭司を宜しくお願いします。
ありがとーーーーーーーーーーーーー!!
岡本圭司
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