ワンメイクコンテスト略してワンコン

SNOVA溝の口で年に二回行われるワンメイクコンテストの二回目があり、一回目同様に私も出場しました。

大会ルール
予選は一人三本のジャンプで一番良かったランが採用のベストポイント制。
決勝は一人二本で同上のベストポイント制。

自分ルール
男子オープンクラス(メインのクラス)に出場。
飛ぶのはポコジャンオンリー。もちスタート台もポコジャンの方。

写真は開会式の様子。あ、もしかしたら閉会式かも。

とにかく全クラスまとめてもポコジャン飛ぶ奴は一人もいません。
みんながスタート台に並んでる時、一人だけやぐらの下に待機。

前回も同じルールで挑戦して負けたのでかなり悔しかったから、今回は本気中の本気で出ました。
しかし今年に入ってからの溝のポコジャンはめちゃめちゃライナーな作りなのです。

年々リップ形状がライナーになってきて、死ぬ気でぶん回せば一昨年はBS900、去年でもBS720は出来たテーブル2mのポコジャンが、今年から360くらいまでしか出来ないただの2mポコジャンになりました。

これは無駄にアップにして浮遊間を出すよりも、ジャンプ初心者などがエントリー用としても飛べるように、より簡単な作りに変えたらしいのです。

で、予選が開始したのですが、みんな奇麗に540やら720やらかましていく。
スタート位置で待ってるから着地は見えないけど、みんないい感じの体制で消えて行く。
そりゃそうだ。
オープンクラスだもんな。上手い奴がいっぱい出てきてる。
どこかのスポンサーがついてるライダーだって何人かいる。

しかし出る以上はそれら全ての事は自分の不利という理由にはならない!
上に書いた時点で、何か言い訳っぽく書いてるけど・・・
細かい事気にしちゃ駄目だ!勝利を目指せ!!

今年の私の予選トリックは
一本目が

の最後の方に出ている「威厳のあるフロントフリップ」

二本目が「アンダーフリップ540」リップが寝てるからテーブルに頭打ちそうなくらい低空。

三本目がまだ未完成の「バターピボットtoスイッチノーリーバックサイドロデオ720」

でした。三本目は正直チャレンジ半分でしたが、何とかメイクする事が出来ました。

そして予選通過!決勝進出!
決勝にいくとみんな720出しまくってる。焦る。
しかし、俺はあくまでも自分の滑りを貫く。

一本目が「リップを飛ばずに舐めて、テーブル角の落ち込みからのフロントフリップ」

そしてこれを立ち、予選から通してここ最近ポコジャンで練習してきた技を全てメイク!
そして最後の技として二本目に持ってきたのが予選三本目にもってきた未完成のあの技。

なんと大一番でバターピボットからノーリーに入るときにすっぽ抜けてしまい、超低空ジャンプからの転倒。
あとで採点表観たらジャッジの田栗さんが参加者唯一の0点をつけてました・・・

とほほ。

で、優勝したのが今まで優勝候補といわれ続けてなかなか勝てなかった無冠の帝王・バス会社勤務の坂巻くん。

BS720をグラブもバッチリでクリーンに決めてました。

本当に嬉しかったらしく、賞品は好きなものを選んで良かったのに、消耗品のスノーギアよりも
「記念のモノだからずっと使える物を」
という素晴らしい理由でサングラスを選んでました。

おめでとう!

今回は立川のショップ・AZUREさんが大会スポンサーとなって凄まじい数の豪華賞品が並び、大会に参加してないギャラリーの人達まで、というか、溝の口の従業員以外は建物にいた希望者はほぼ全員何かもらえたんじゃないでしょうか!?

帰りに・・・あ!写真横向きだ!

帰りにアズーレのオーナー・けんさんがご飯をおごってくれました。
右から俺、田栗くん、けんさん、アズーレライダーのどぅみと亮。

ごちそうさまでした!

ちなみにけんさんは一回だけデモジャンプをやらされ、アプローチでミスりテーブルワンバウンドからレール横のフラット部分に落下しました。
本気でヤバい落ち方したから、一瞬開場が凍り付いてました。

そんな一番ヤバかったのがけんさんで、他にはケガ人も無く楽しい感じで盛り上がり無事に終了しました!
MCのはじめちゃんもナイスMC!!

楽しいワンコンでした!
参加してくれたみなさん!ありがとうございました!!

でも悔しいからまた次の大会もチャレンジしてやる!
理屈上はキッカーの大小に関係なく、同じ動きをすれば全部のキッカーで同じトリックが出来るはずなんだ!!

しかしその理屈に人体の限界スピードが追いつかないかもしれない、と薄々感じつつもこのチャレンジは続くのである・・・