ご存知の方も多いとは思いますが、ちょっと前に花小金井(東京の)にHEAVEN STORE二号店
「HEAVEN STORE.B」(ヘブン・ストア・ドットビーと読む)
がオープンしてます。
取り扱いブランドはバートン系ブランド(アノンとかアナログとか)です。
中本オーナーと宮内店長で曜日ごとに所沢のストアとココを交互にやってます。
で、月、火とミーティング。
それぞれ違うメンバー、内容だったのですがやはりヘブンストア。
どちらも店を出たのがもう朝方にさしかかるくらいでした。
で、こないだ
「あれでしょ?ヘブンストアのやつって、ミーティングと言ってもお食事会かなんかでしょ?」
と言われました。
ここで気付く。
どこのスノーボードショップもミーティングってほとんどやってないのでは?
凄く怖い事だと思う。
ショップだけでなく、集団たるものミーティングは必要と、いうか当たり前でしょう。
ヘブンストアはシーズン前とシーズン後に必ず。あとはイベント打ち合わせ時とかそれぞれ都度やってます。
全員のスケジュールを確認して(ライダーが海外などにいるといった仕方ない事態は除く)
極力全員が都合をつけるようにします。
ミーティングをする事は各々の近況が判り、スケジュールが判り、方向性が判り、協力出来る事があり、結束力が上がる。
まーこんなの言わなくても判ると思うけど。
でもって、それが各々の日々のマインド、または業務につながる。活きる。
どうも遊び仲間とか、そういう自分に都合のいい時ほど仲間の連帯感をアピールする人が多すぎる気がする。
日本語って良い言葉が多くて
めんどくさい事に一緒に向き合わない奴らは
「苦楽を共に乗り越える仲間」
って言わない。
これはお店の仕事だから、メーカーの仕事だから、ライダーの仕事だから、と、面倒な時だけ役割分担のアピールして意思の疎通をとらない。
「ミーティングねー、やりたいんだけど出来ないなあ」という答えが返ってくる時もあります。
ちがうでしょ、「出来ない」じゃなくて「やろうとしない」んでしょ。
そうじゃないと思う。
酒の場じゃないよ。食事会でもないよ。ボウリング大会でもないよ。
ちゃんと
「ミーティング」
の為に集まる。これがどれだけ大事な事か、それはやり続けてきた奴らだけにしか判らない。
で、真剣にそれをやってる奴らほど生き残れる集団が多いんですよ。
ちなみにどうしても時間がかかります。しかしおろそかには出来ません。
だからお店の営業が終了したらやるんです。
で、気付いたら3時4時5時になってるんです。それでも話し込み足りない。
当たり前です。そのミーティングは今後の人生がかかってます。
俺は何事も真剣にやってたい。
雑誌に外人が
「これは遊びだから。俺達ビジネスマンじゃねーから」
って言ってるでしょ。
言ってる奴らも様々だろうけど、そんな事言っときながら、地球の裏側の母国語が通じない島国の神田の商店街にサインだけしにくる遊びがあるか?
来る目的の芯は「プロモーション」っていう立派なビジネスがある。
スノーボードで金や物品もらってる奴ら全員に言いたい。
受け取る以上ビジネスの要素は必ずある。
全力で遊べる遊び。それをビジネスに変える部分もある。
ライダーはただ遊んでる気分だけの奴もいるけど、受け取る物、金、それらはお客さんがスノーボードをやる事によって生まれる売り上げ=ビジネスという単語を経てライダーの手元に届く。
それが嫌でやりたい事やってたいだけだったら今すぐスポンサー全部辞めて働いてお金稼いでショップに道具買いに行ってくれ。遥かにその方がためになる。
いいじゃん、ノーズポンサーでオープン大会出て荒らしてれば。でもね、大会だって「興行」っていうビジネスです。
ムービーだって、雑誌だって、メディアはビジネス。
それも嫌ならYOUTUBE系のヒーローになっていれば良いじゃないですか。
でもスノーボードはユーモアにあふれていてユニーク。それは遊びという産業の
「遊び心」
だと思う。これは意味が全然違う。
シグナルの面白い板作る動画とか見ててわくわくする。普段仕事で使う場所に遊びを持ち込むか。こういうのは遊び心だと思う。
「スノーボードは遊び」
全く以てその通りです。これを読むほとんどの人にとって、スノーボードとは「趣味」です。
でも遊ばせる側は「趣味」じゃない。それが言いたいのです。
だからわたくしは趣味と仕事がスノーボード。
話は飛ぶけど、つながってる話だから言います。
上記の事からミーティングは必要なんです。
ビジネス要素も考える。遊び心もある。それらを上手く融合させて、自分の役割をこなしていく。
それの始まりであり確認がミーティング。
ミーティングやらない業界なんて聞いた事ないですよね?
これ読んでる人で、他業界で就労者されている方々、特に経営者またはそれに近しい立場の人は多分みんなやるでしょ。
株主総会だって、夜な夜なスノーボードショップに集まるのだって、全部大事なミーティング。
好きな事も暮らしの事も全部一緒に考え、動く。
こういうのがに昔、将来思い描いていた
「自分のやりたい事で食っていく」
る事だと思います。