ミーティングしました

今日、FCのみんな(長野にいる、集まれるメンバー)で、ミーティングしました。
内容はざっくり、
「これからのこと」
です。

震災の事、スノーボードの事、俺達のこれから。色々話し合いました。

俺、前回のブログ、読み直すと書き足りない部分も多かったな、と反省してます。

あれは、前向きなエネルギーで猪突猛進したいとか、そういう内容ではないんです。

大震災当日から数日経って、ガソリンや電力、買い溜めなど、色々な問題が出てきてます。
それらを無視してチャリティとしてイベントを強行してしまえばそれはただの開催者の自慰行為。本末転倒。

現状は個人が物を送っても効果的に行き渡らなかったり、下手なボランティアは行くだけ迷惑とかで、まだ援助を受ける準備が出来ていない。
その情報はツイッターなどから幾度も情報としてみていました。

俺はあくまでも
「(受け入れ態勢が出来る)適切な時期、状況下で、適切な援助を、効果的に、迅速に。」
をベースに発言したつもりです。
その上で自分の仕事環境の中で話を出しています。

出来ればそれらを読む人達が自分の仕事や生活の環境に置き換えて考えてほしいと思っています。

これを読む多くの人にとって、スノーボードは趣味の範疇だと思います。
しかし、俺にとっては仕事です。
食品会社が食べ物を援助するように、アパレル会社が服を送るように、俺も自分の仕事で手助けしたほうがより大きな力で援助が出来ると思っています。

こんな状況下でも多くの国民(西日本とか、特に被災地より遠方の人達)は雰囲気に関係なく、仕事に出かけていると思います。
でもそれで良いと思います。仕事をすることが間接的にも現地への助けになる。

助ける人がいないと、助かる人も少ない。

だからこそ貴方が働く会社でも、仲の良いサークル仲間でも、その環境を生かして効果的に援助してほしいし、その「気付き」になってもらえればと思いました。

個人での募金はまた別問題で、それはそれでやりたいし、既に募金はしています。みんなも是非やって欲しい。
でもそれはあくまで新井昌也としての私事。
ここ(ブログ)に書く以上はあくまでもプロスノーボーダーのチョコバニラボール新井だと思って書いています。

ああ、話が逸れたか?
いや、逸れていない。

ともかくそんな事を含めて色々話し合ってました。
たとえば1カ月後にイベントをやるなら、イベントを1から考えることになると時間がかかります。企画内容を詰めるための時間はかなりタイトになると思います。

さらに例えば、もし一ヵ月後に援助受け入れ態勢が整うのであば、その時に企画し始めるよりも企画の段階だけなら早いに越した事はない。

そんな中、その辺を迅速に動いている人達をブログなどで教えてもらいました。

ひとつはこのSBN上のブログ
「Where is the Bunny?ブログ」
https://snowboardnet.jp/bn-1/sbnriders/madbunny/blog.php

もうひとつは友人・岡本圭司のブログより。
http://kjman.blog26.fc2.com/

I LOVE SNOWさんオフィシャルページ
http://www.ilovesnow.jp/ones_hands/index.html

URL無断転載ですが、サイト主様、ご容赦ください。

スノーウェアを集めているのですが、多分すぐに送っても被災者にしっかり行き届くのかと言うと?疑問が残りますが、集めておいて、現地がそれを受け入れられるタイミングでまとめて渡せるならば、今集めるだけ集めても良いと思います。

さらに、やはり俺はこういった事態の救助のプロではないので、色々な用途に都合をつけてもらいやすいのはやはり「募金」だとも思っています。

日本赤十字社の義援金窓口
http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html

募金情報まとめ
http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin

とても多くの所が様々な形で援助をしようとしています。
なるべくその道のプロに預けて、効果的に援助が出来るようにしたいですね!!

俺達もチャリティとかを考えるならそこはとても大事に考えています!!
スノーボードでつながっているみんなに発信しやすく、その力をまとめるのが俺達の仕事。
それを、現地に運ぶプロに託す。

それこそが、それぞれの「何か出来る事」ではないでしょうか。それぞれがそれぞれの仕事を迅速にして、復興へのスピードアップに繋がれば良いですね!!

とにかく、書くとキリが無いですが、そのへん話してました。

ちなみに他の話題として俺達のこれから、ってのは、、、
春シーズンをいかに活動するか。
もちろん撮影します。でも、撮影もいつもは考えない様々な事を考えながらもしっかりやっていきます!

どの業界の人にとってもこの震災は大打撃です。
でも、このピンチを乗り切ったときに絶対より強くなっている自分がいると思います。
だからこそ、より頑張りたいと思ってます!乗り切ったとき、って言うか、乗り切ります!
乗り切りましょう!
動きましょう!
みんなで!!