山をおりた時に、山で滑り続けられるようにその資金つくりに都会に出た。
でも知らない間に資本主義の中で生きてきて、電車のつり革につかまって20年がたった。
そして、運命に導かれるかのように今年の6月から新潟県妙高市で畑を借りることができた。さらに、前に働いていた会社の先輩方とのご縁で田んぼに関われる機会も得た。
今年は、つり革につかまる時間をクワに持ち替え、農作業をする時間を可能な限りつくった。夏にニュージーランドに行くこともしないで畑仕事をした。
今までの夏の過ごし方とは異なる時間。
するとどうだろう、今までスパーでの調達がメインだった食材じゃない、
自分がつくった野菜やお米が定期的に食卓に並ぶようになった。
今までとは違う充実感。
土を耕し畝をつくり種を巻き、種から芽へ大きな成長、
そして、幹が太くなり、葉から栄養をもらい、実を付けていく・・・
都会では見た事もない生命の輝きを自然から学ぶことができた。
その学びから、今年の秋冬の野菜の仕込みも先日完了している。
そして新たに、このプロジェクトを通じ、現在の自分たちの年間消費の25%の農作物を
自分たちで生産し消費できるようにしたいというのが近々の目標となった。
また都会の生活では見つけにくい心のスペースが生まれた。
もともと、田舎で育った自分に存在していたシェアという概念。
田舎で暮らしている人の生活の根底にあるということを再確認できた。
そういえば、実家の軽井沢の両親達の元には、野菜や漬け物、山菜、魚が自動的に集まってくる。うちの両親も、ジャムを作ったり、しそジュースつくったり、油絵や押し花等
自分たちが出来る事でお返ししている。
そこにはお金が流通していなく、笑顔と感謝が流通している。
都会のように大量の人の中では、お金の価値で繋がっている多くの仲間はいるけど、田舎はそもそも人が少なく、お金だけじゃない共同作業、共通認識、共通目標、また共通価値などで繋がっているように感じる。
だから、人それぞれ他人より少し秀でている能力があるとすれば、
それを人様のお役に立てそうな事で地域や仲間とシェアしていく。
そのお互いにある特殊な才能を感応し合いシェアしていく、
そんな環境があった場所で青春時代を過ごしてきたのだと今更なが深く理解が出来た。
そして思い出した。
それらは全て雪が降る地域で生活していくためだと・・・
めっちゃ遠回りしたけど、今年の冬からルーツの場所に戻りゼロから始めます。
あっ、心配しないでね会社は辞めませんよ!東京の事務所もそのままです。
とにかく何か書くと毎回そう思われる(苦笑)
そんな人は、ぜひ一緒に仕事しましょう!(笑)
最後に、みんなそれぞれ進化していくための変化が必要だという事。
自分の人生、生まれてきた役割、これから社会に貢献する事、できる事、
年とともに変わってくる。それと同時に組織や働き方も進化していきます。
なので、ツカダは、オラが村、俺の街、My home Town! と叫んでいる
日本だけでない「世界の雪番長達」とこれから出会っていき、
共に変化を楽しみ進化していきたい!と決めました。
大きく動き出す時期は間もなくなのですけど、もう少しだけ待ってくださいね。
まだ準備です、雪番長でツカダの更新が始まったら徐々にいきます。
その時が、「ジャパニーズ・フィールド・ドリーム」のスタートです。