ニュージーランド特集 Cardronaスキー場レポート

ニュージーランド特集 Cardronaスキー場レポート

Queenstown, Wanakaエリアでオールマイティに楽しむのであればCardronaはお勧めスキー場の一つとして必ず挙げる事ができるスキー場だ。ファミリーから初心者、上級者まで楽しむ事ができるテレイン、施設が揃ったスキー場であり、日本人の多くが滑りに訪れる。

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今年はシーズン初旬にかなりの降雪に恵まれ、パークのアイテムは充実し、フリーランがメインのCaptain Baseもほぼ全てOPENしており、腕に自身があれば日本には無いスロープを滑る事も可能。

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Cardrona。コースはこの写真内だけではなく、横に広いのが特長。

 

レストハウスにはカフェやパイ、フィッシュ&チップスなどが食べれる施設となっていて、席数も多い。さらに託児所も完備しているので家族連れが多いのも特長だ。スキー、スノーボードレッスンもかなり充実していて初心者バーンで安心してレッスンも受けられ、さらに上級者のHPCというレッスンもあるのでキッカーやパイプのレッスンを受ける事も可能だ。HPCにはオリンピック出場者もコーチとして常駐。様々なレベルに対応している。

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レストハウス前の様子。レストハウスは大きいが訪れる人も多いので11時~13時を避けるのがお勧め。

 

今年は降雪量が多かったため、Olympicスーパーパイプ以外に3m程のInternationalハーフパイプもオープン。最近はスーパーパイプのみを用意しているスキー場も多いがどのレベルでも楽しく入る事ができるパイプがあるのは素晴らしい事だ。
実際に初心者も多いが、上級者が楽しみながら入っているのも多数見かけた。

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清原勇太と工藤桄平のファンライディング。

 

ソチオリンピックのパイプを整備する予定のシェイパーが整備を行っているのでクオリティは高い。パイプのOPEN時間は朝から12時頃までなので、朝から滑るのがお勧めだ。どちらのパイプもフロントサイド側に日が当たるのでバックサイドよりフロントサイド側のトリックの練習に向いている。

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工藤桄平のアーリーウープ。誰でも楽しみながら滑れるパイプは今では貴重

 

もちろんフリーライディングも楽しく滑る事ができる。初心者スロープのマクドーガル、中級とスロープスタイルのホワイトスター、フリーラン向けのキャプテンとジャンルに分けて滑れるのも特長。

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ホワイトスターの降り場からみたキャプテンコース方向。Hawea湖の見える素晴らしい眺めだ。

 

キャプテンコースの上部は岩も多く、コースサイドは難しい斜面もあるが、バンクや急斜面、シュートなどもあるので雪が良い時にはローカルがまず最初に滑るコース。裏には滑りごたえのあるBCもあるが、スキー場管轄外はしっかりとした装備と知識、技術と個人責任を伴う。この辺りは海外だけあってスキー場管轄と管轄外の区別がしっかりとしているので気をつけよう。

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キャプテンコースのバンクで楽しむ清原勇太。

 

スロープスタイルも過去にBurton NZ OPENの開催もあり(今年は9月上旬にBurton High Fivesを開催)、クオリティには定評がある。Heavy Metalコースは上級者コースで3連キッカーも10mからスタートでサイズはかなり大きい。プロライダーの練習には適しているが、初級者と中級者でも横にあるスロープコースが充実しているので問題ない。

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Heavy Metalコースのキッカーで練習する広野あさみ。キッカーのエントリーから見える景色は海外ならでは。

 

ファミリー、初級者、上級者を問わず楽しく滑る事ができ、オールテレインを提供することでCardronaが地元ローカルから海外勢まで支持されている。NZに来た際には是非一度滑ってみては如何だろうか。

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