初めてのスノーボード
(1)行くゲレンデを探そう!
SBNの積雪情報でゲレンデ検索しましょう。天気予報や積雪量、アクセス方法(交通)、コースガイド、リフト料金などがわかるので自分が行きやすそうな場所を選びましょうね。SBNは初めてのスノーボーディングにはスクールに入ることをおすすめしています。これは、最低限スノーボードをする時に必要な知識・常識・動きを教えてもらえるからです。特に「初心者が90分でターン出来るようになる!」というLTRシステムを導入しているスクールがあったら是非体験しみてください。スクールの申し込みは朝早いので前日に電話で問い合わせするのがいいでしょう。
LTRとは・・・?
BURTONのLTRプログラム LTRプログラムとはBURTONと世界中のスノーボードインストラクターたちが共同開発したプログラムです。その目的は誰もが簡単に楽しくスノーボードをマスターできること。BURTONが初心者専用にボード、ブーツ、バインディングを担当、インストラクターとリゾートがレッスン方法と、レッスンに適したスロープ造りを担当することで、これまでにない理想的なレッスンが提供可能となりました。その結果が全国に展開するメソッドセンターです。メソッドセンターを見つけよう |
◆JSBA公認スノーボード学校
◆JSBA認定スノーボードスクール
(2)道具は何が必要?どうすればいいの?
◎・・・絶対に必要!忘れてはならない! ○・・・あったらいいなー △・・・どっちでもいーよ ×・・・無くてよし
◎ウェアー |
さすがに私服では滑れませぬ・・・(たまに着ぐるみとかいますがね)レンタルもしてないゲレンデが多いのでこちらは友達に借りるか、購入することをお勧めします。
おもに「ウェアー」と言われるのはジャケットとパンツのみです。最悪下に着る物は普段使いでかまいません。
あまり身体にフィットしすぎていると動きにくいのでゆとりのあるものをおすすめします。
ベルトを忘れがちなので記憶していてください。ベルトが必要のないサイズなら良いですが、スノーボードウェアーのパンツはウエスト部分が広く、腰履きするタイプが多いのであまり大きすぎると足首までずり落ちます。SBNおすすめはこんなウェアー |
◎ブーツ |
スノーボード用のブーツです。ゲレンデなどでレンタルできます。
ハードとソフトという2種類あります。ハードはスキーブーツのようにかたいシェル(外側)でアルペンと呼ばれるボードを使って滑るときに使用します。ソフトブーツは柔らかく、革や布の素材があります。フリースタイルと呼ばれるボードを使って滑るときに使用します。アルペンとフリースタイルとどっちがいいの?という質問は奥が深いのでここではお答えできませんが、現在人口比率から言いますと一般的にフリースタイラー(フリースタイルを滑るヒト)の方が多いです。ブーツが柔らかく、板の幅が太いので始めてでもバランスがとりやすく、うまくなると飛んだり跳ねたりできます(笑)。一般的にソフトブーツはひもで縛りますが、最近では「ボアシステム」というダイアル式で回すとワイアーが閉まるモノが流行しています。握力のない女の子には超お勧めです、簡単にブーツがフィットするのでお手軽に始められます。 |
◎ボード |
ブーツのところでも軽く説明しましたがボードも2種類あります。そう、フリースタイルとアルペンです。簡単に言うとスピードを追求したいヒトはアルペン主に競技として愉しむ人が多いです、新雪やパークで遊びたいヒトはフリースタイルの板を選ぶと良いでしょう。
ゲレンデでレンタルというと、大体はフリースタイルが出て来ますのでアルペンを使いたい人は前もって電話で確認するか知り合いに借りた方がいいかも。長さははじめは一般的に身長 -10cmくらいが良いと言われています。ただし、体重などにも左右されるのでアドバイスしてもらえるなら素直に受けましょう。 |
◎ビンディング |
ボードに付属している、ブーツをボードに止めるモノです。絶対にないと滑れません。ただしレンタルでもはじめからボードに付いているので安心してください。一般的にはラチェットというベルトみたいなものでブーツを止めますが、「ステップ・イン」というビンディングもあります。ステップ・インはブーツをビンディングにはめ込み、手を使わなくても板にブーツを装着できます。初心者には簡単で良いのですが、これらはソレ用のブーツが必要です。 |
◎ゴーグル |
ゲレンデでよくノー・ゴーグルな方をお見かけしますがSBNでは決しておすすめしません。雪に反射した紫外線で目をやられるし、転んだときには顔を守ってくれます。また寒い日にはかなりの保温になります。ゴーグルはスノーボードのファッションの一部でもあるのでゴーグルメーカーはそれぞれ独自の形を出しています。
レンタルは無いのでこちらも借りるか・購入をお勧めします。SBNがかっこいいと思うゴーグルを揃えました |
◎ビーニー |
いわゆるニットキャップをビーニーといいます。転んだときや人と接触してしまったとき、エッジ(板のまわりの鉄の部分)で切る事もあるので、あなたの大事な頭を守るために絶対に必要です。(特に初心者は)ビーニーもファッションなので楽しんで選びましょう。
もちろんレンタルはありません(あっても借りたくねー)友達に借りるのも気が引けるので購入をお勧めします。上達につれてバンダナやヘアバンドなどで代用できます。SBNではこんなにビーニーを取り扱っています!!! |
◎グローブ |
両足を固定されているので転ぶことの多いスノーボードには絶対に必要です。(たまにグローブをしないことでスタイルを出しているプロスノーボーダーの方もいますが、マネをすると後悔します。)グローブも色々種類がありますが、初めて買う1品の場合、インナーの取り外せるタイプをおすすめします。インナーは洗えるので臭くなりません。外側は防水性が取れるのであまり洗うヒトはいません。そのほか一体型のパイプグローブと呼ばれるものなどありますが、上手くなったら買い足しましょう。忘れるとゲレンデのショップで気に入らなくても買わなくてはならなくなります、今の内に良い物をじっくり選びましょう。初心者でも安心。きちんとしたブランドのグローブは耐久性も高いのです。 |
○インナー |
ウェアーの下に着る物です。普段着のTシャツやロンT(ロングスリーブ)でも良いですが、スノーボードのように激しい運動をするときは、薄くて軽くて、汗を逃がすような「ファーストレイヤー」というものを着ます。綿100%だと乾きが遅く、汗でじっとり、べっとり身体にまとわりつくものを着ていると、体力も消耗するし楽しさも半減してしまうからです。ファーストレイヤーについて知っておこう |
○プロテクタ |
ウェアーの下に装着する、怪我を防ぐためのものです。スノーボードははじめはしこたまケツを打ちます。ケツパッドと呼ばれるプロテクターは尾てい骨をガードするものもあります。肘や膝用はバレーボール用などで代用するヒトもいますが、スノーボーダーの動きを考えて作られたモノにはかなわないと思います。プロテクタは最近ではかわいらしいレディースもあります。 |
△ネックウォーマー |
首の周りを暖めるもので主に輪になり、かぶるものが多いです。素材はフリースのようにちくちくしない素材で汗をかいたり、雪で濡れてもすぐに乾くような素材を用いられます。突然寒くなったときなど装着によって体感温度がかなり変わりますので持っていると便利なモノです。 |
△パスケース |
リフト券を入れるものです。最近はウェアーに付いているタイプもありますが、カラビナなどでベルト通しに付けるなどが主流です。ゲレンデ行くなら一つは持っていたいものです。こんなに色々ある、パスケースってこんなに格好いいんだ!女の子用のキラキラパスケースも! |
×生さんま |
焼くところがないので、昼ごはんには不向き。車の中が臭くなるだけなので、やめましょう。
昼ごはんは、ゲレンデのレストラン(ゲレ食)を利用するのがオススメ。節約したいヒトは、ゲレンデに来る前にコンビニに寄ったりします。 |
×ゴミ |
コンビニで買った飲み物をゲレンデで飲んでそのまま缶やペットボトルを起きっぱなしにするのは絶対にやめましょう。雪が解けたとき悲しい気持ちになります。また雪の中で冷やしておこうとしてどこに埋めたか解らなくなる人も居ます、そういうばからしいことは自然にとってもあなたのお財布にとっても嬉しくないのでやめましょう。 |
レンタルをする方は、ゲレンデ近くか、ゲレンデにレンタルショップがありますが、時間が遅くなると、お目当てのサイズが無くなったりすることもあるので、きちんと予約するか朝から借りに行きましょう。
スクールによっては道具を貸してくれるところがあります。LTRシステムはスクール料金にボード・ブーツの料金も含まれますので用意する必要はありませんが、念のため事前に問い合わせしておくことをおすすめします。
(3)ゲレンデに行く前に
道具を用意したら、スノーボードってどんなもんだ?って事を知るためにもHOW TOビデオで下調べしておきましょう。何も知らないで行くのと、ビデオを見てから行くのとでは、スクールでも差がでます。SBNでは本当の初心者に見て欲しいHOW TOビデオを揃えました。是非チェックしてくださいね
(4)ゲレンデに行こう!!
道具の他に必要なのはお金、ただし車上荒らしなどあるので大金は持っていかないようにしましょう。パスケースを財布代わりにする人も居ますが、念のためウェアーの外にぶらぶらさせているのは避けましょう。そして次ぎに必要なのはティッシュ、鼻かむとき、ゴーグルが曇ったときハンカチよりもティッシュですね。それとリップ、男も女も日焼けや乾燥で唇がぼろぼろになるのはいやな人は予防しましょう。タオル、大雪で濡れたりいろんな意味でタオルがあると便利なのでバックパックに忍ばせておきましょう。
(5)ゲレンデに着いたら
リフト券を購入しましょう。それが終わったらさあ滑ろう!!!・・・ではなくて、必ず準備体操をしましょう。人のじゃまにならないところで、床(または雪上)に座って開脚したり、屈伸したり、アキレス腱は特によく伸ばしておきましょう。プロスノーボーダーも必ずきちんと行っています。怪我をしないための第一歩です、最近はプロスノーボーダーの間で「ヨガ」が流行っていて、ゲレンデで準備体操にヨガをやっています。恥ずかしいどころか、逆に「お、こいつ知ってるな」と思われます。
簡単にヨガを知る雑誌ヨガビューティー
(6)ほどほどに楽しく滑りましょう
陽気も雪も良く、楽しいひととき、ついつい夢中になりがちですが、休憩もお忘れなく。何時間も休憩所を陣取っているのはあまり良くないことですが、適度に休憩を挟むことが怪我を避けることにもつながるのです、それに水分を取らないでおくと、簡単に脱水症状に陥ります。それと食事のあとは十分身体を休めましょうね!
(7)滑り終わったら
滑り終わって建物の中に入るときボードやブーツに付いた雪を落としましょう。板を拭くためのタオルは持っていった方が良いと思います。塗れたままにすると錆の原因にもなりますよ。
また疲れを残さないためにもまたストレッチをしましょう、もちろんヨガもOKです!
それでも疲れがとれなかったら、今アスリートたちに注目されている「チタンテープ」ってご存じですが?よくマラソン選手が足首に貼りまくっている奴。世界のRIOも使っています。血行をよくして潜在能力を高めます。
(8) イメトレしよう
イメトレって?イメージトレーニングのことです。せっかくちょっと楽しくなったスノーボード。感覚を忘れずに!!イメトレにはビデオももちろんいいですが、「バランストレーナー」のように自宅でもバランス感覚を鍛える道具もあるのです。ここでやるか、やらないかで上達のスピードに違いがでます。
バランストレーナーって何?
スノーボードのオフトレにも使われている「FREEBORD」はストリートでカービングを楽しむ新しいボードです
雪の上じゃない、コンクリートの上でスノーボード感覚を味わえる「FREEBORD」
(9) スノーボードにはまったら
もうあなたは初心者コンテンツでは納まらないでしょう。SBNの「上手に滑りたい!」コンテンツをご覧下さい。次はワキシング(ボードにワックスを塗って滑りを快適にする)やグランドトリック、ワンメイクやジブがあなたを待っています。
最後に・・・
「下手な人を笑わない」これはアスリート精神の基本です。誰でもはじめはへたくそなのです、恥ずかしがらずにどんどんチャレンジしていきましょう。ただ知識のない、無謀なチャレンジはいけません、自分のレベルにあった遊び方を知って、そこからステップアップしていきましょう。レベルアップしていけば行くほど苦労はありますが楽しいことがあなたを待っているのです!
バラ色のスノーボードライフをアナタに・・・・。 (by SBN)
その他SBNでは初心者にやさしいコンテンツをご用意してます。
・マナー安全・・・スノーボードするなら知っておきたい常識です
・スノーボード用語集・・・こちらも目を通してくださいね
・ワックスについて
・ファーストレイヤーについて |