5月のGWも過ぎ、日本のウィンターシーズンも立山や月山を除いて
殆どがシーズン終了となり、
これから本格的な雪の上で滑る事を考えると、やはり南半球へ、ということになります。
オーストラリアやチリでも滑る事は可能ですが、
やはり標高の関係でオーストラリアは良いコンディションで滑るには多少リスキーでもあり、
チリは圧倒的に情報が少ない事もあり、イメージしていたライディングをする事ができない可能性も。
そうするとフリーランやパーク、ジブが本当の雪で滑れて、
かつ日本人も良く訪れる外れの無い国はどこか?というと
やはりニュージーランドではないだろうか?
ということで今回は
「この夏はNew Zealandへ行こう! Part1」として
まずはシーズン期間や、お勧めのスキー場、宿泊や移動手段を紹介。
シーズン期間
New Zealandは日本の四国部分を外したぐらいの大きさで、二つの大きな島に別れます。
南半球なのでNew Zealadでは北島の方が暖かく、南島の方が寒いです。
その中でやはりお勧めは南島。北島でも南島よりシーズンが長いスキー場もありますが
シーズン中は天候が悪い事が多く、一週間で滑れるのが数日、という事がよくあります。
南島は全体的に寒いので、シーズン中の降雪ももちろんありますが、悪天候でいつも滑れない、
という事はありません。
早い所、早いシーズンだと6月中旬からのOPENになります。
お勧めスキー場
カンタベリー地方のMt.Huttだと2013シーズンは6月15日OPEN予定。
ここは人工降雪機も安定して稼働しているのでいつもシーズンインが早く、
たくさんのスキーヤーがNZ国内、海外から訪れます。
昔はスキーヤーとアルペンスノーボーダーというイメージが強かったのですが
今はパークのメンテナンスもしっかりとしていて、随分と印象が変わってきました。
山の上からはカンタベリー地方の平原が見え、滑っている中でも、遠く、下の景色は緑の平原という
日本では味あう事のできない景色も魅力です。
Coronet Peak
オタゴ地方のQueenstown、Coronet Peakは人工降雪がメインなので
シーズン前の天候によっては同様に早めのシーズンインが多いです。
またQueenstownからバスで30分以内という近さも魅力です。
Queenstownという観光地の雰囲気が好きな人には
「雪も降ったしちょっと行ってみる?」というスノーボード、スキーもありな
気軽に行けるスキー場としてお勧め。しかし冬は12時ごろから日が陰るので
滑るのであれば午前中がお勧めです。
Cardrona
雪質、安定感でいえばやはりWanakaのCardrona。
リゾートとしてファミリー施設、パーククオリティー、ハーフパイプの大きさも
すべてハイクオリティで揃っているお勧めスキー場。
ベースとなる街はWanakaという小さな街ですが、滑る事がメインで
街に帰ってからは落ち着いて散歩したり、コーヒーを飲んだりという生活にはお勧めです。
SBNの過去のCardronaレポートはこちらから
何処のスキー場もNew Zealandの冬休みが毎年6月末〜7月中旬まであるので
この時期にいくと宿泊、スキー場、レストランもすべて混雑しているので
余程の事が無い限り外した方が無難です。
New Zealadn国内のスキー場のリスト(Link付き)はこちらがお勧めです
2010年度のNZトリップページはこちらから
宿泊
バックパッカー
「できるだけ値段を抑えたい!」という方はやはりバックパッカーでの宿泊をお勧めします。
4〜8人が相部屋で、キッチン共有というスタンスですが、モーテル等より安く抑える事ができます。
外人と仲良くなって英語を話したい、友達になりたい、という思いがある人はお勧め。
しかしある意味プライバシーがないので、貴重品の取り扱いや
寝たいのに他の人達が起きてて寝れない・・・という事も。
New Zealandが原子力発電が無く、水力発電に大きく頼っているので
ここ数年バックパッカーの宿泊代金も年々高くなって居ます。
それぞれの街のお勧めバックパッカーは毎年すぐに予約で埋まってしまうので
どうしても確保したい、という人は5月中の予約をお勧めします。
モーテル
New Zealandではモーテルが人気です。
車で宿泊先の目の前に停められ、キッチン、シャワーなど全てが部屋に揃っています。
しかし二人で平均100NZD~という値段はやはりバックパッカーより高めです。
しかしプライベート感を大事にしたい人、4人1組の人は大分予算も抑えられるのではないでしょうか?
フラット
それぞれの街の不動産会社で一週間単位で家を借りたり、掲示板等で外人が募集しているフラットメイトとして
一部屋を借りたりするのも値段を抑える事ができますが、
どのエリアも冬の間は値段が高く、敷金、礼金もある所もまだあるので、
6〜8人とかの大きなグループの場合にお勧めします。
同様にすぐに値段が安く人気な家はすぐに埋まってしまうので、早めの予約がお勧め。
どの宿泊先も全て英語での予約となるので、ある程度じっくりと検索して、
間違えの無い様に進める事をお勧めします。
日本の旅行代理店でも予約可能ですが、それは安心をお金で買う、というのが一番の選択理由かもしれません。
移動手段
随分前はバスでの移動、街からスキー場までもバスで移動、ということが普通でしたが
New Zealandの車の輸入数の増加や法改正で、レンタカーの金額が大分下がってきました。
今では殆どの方がレンタカーを使用していると思います。
理由は左車線、右ハンドルという日本国内と同じ道路状況が上げられます。
値段も小型車やセダンなら3週間以上借りれば一日20ドル以下、という安さも人気の理由。
しかしNew Zealandのスキー場は山の中腹まで車で登る必要があるにも関わらず
スタッドレスがほとんどないため、チェーン装着が必要です。
またステーションワゴンの4駆だと
スノーボードも入るし、雪道にも強いのでお勧めです。
どちらにしろ山道の反対側は崖、という事が多いので運転には気をつけましょう。
砂利道が多いので、フロントガラスが割れる事もありますので、
そこはレンタカー会社に保険の内容を確かめながら保険に入る事をお勧めします。
また国際免許証の発行も忘れずに。
「この夏はNew Zealandに行こう! Part1」として今回はいくつかの事項をあげましたが
今後引き続きNew Zealandの魅力、お役立ち情報を公開します。
お楽しみに!
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