「head snowboardsにしかないDCT形状」

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head snowboardsにしか世界に存在しないスノーボードの形状。それが「Double Camber Torsion」DCT形状です。「 キャンバー+フラット+キャンバー」という形状からさらに進化しています。フラット部分を通常のサイドカーブから片側2mmづつ、ウェストを細く設定しています。「 キャンバー+フラット+キャンバー」という形状は他ブランドでも採用していますが、ウェストを細くする形状はhead snowboardsだけが採用している形状です。これが最大の特徴であり、この形状を最大限に生かすことができるのです。

この形状のコンセプトは「Torsion」ねじれです。

通常のダブルキャンバー形状は、センター部分がロッカー形状になっています。ロッカー形状だと、板のねじれを作りにくくなってしまいます。そこでフラット形状にすること、ウェストを細くすることで、板のねじれ(トーション)を生みやすくします。板の操作は、板のねじれで行うので操作性を高めます。板の向きを変えるにも、板をねじることから始まります。ロングターンはもちろん、ショートターンのエッジの切り替えにおいても最小限の力で行うことができます。ショートターンのリズムを作りやすく、理想のターンへ近づくことができます。そして、細いウェストはもう一つの大きな効果を生みます。ウェストを細くすることでターンを行っているときのパワーポイント(エッジが特に強く雪面をグリップするポイント)を通常のキャンバーは2点ですが、4点になります。エッジグリップを高め、ターン時の安定性を高めます。

DCT形状の場合

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キャンバー形状の場合

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トーションが作りやすいことで、グラウンドトリックのスピンや連続トリックへの動きをスムーズにし、トリック性能を高めます。

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キッカーでスピンをする場合、スピン方向へのパワーを生みやすく、回転力を作りやすくなります。

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写真は、レギュラースタンスのフロントサイド360のオーリー写真です。かかと方向へスピンするときのねじれがしっかり作れています。このねじれが作りやすいことで十分な回転力を作ることが可能になります。

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グラウンドトリックやジビングトリックでプレスを行う場合、足裏全体を雪面につけた状態でプレスを行うことができます。足裏全体で、雪面やジブアイテムを捉えることができるので圧倒的に安定感が高まります。

以上のような特徴があります。

板のねじれを最大限に引き出す形状の具体的なメリットをレベル別に分けて解説します。

<初心者>

△かかと側エッジで斜面を立った後、ねじれを作りやすいのでノーズを谷側へ向けやすい。

△木の葉落としを行うときに、行きたい方向へ板を向けやすい。

△ターンに入るときのねじれを作りやすいため、自然に行うことができる。

△足首の動作をしやすいため、逆エッジのリスクを軽減することができる。

最適なモデル

「DAYMAKER DCT」「SHINE DCT」

<初級者>

△ねじれを使っての操作性が良く、ターンに入りやすい

△ターンを覚えたあと、滑走時の安定性が高い(エッジパフォーマンスが高いため)

△ターンとターンのエッジの切り替えがしやすい(必ず板がねじれてエッジを乗せ変えるため)

最適なモデル
「DAYMAKER DCT」「SHINE DCT」

<中級者>

△大小のターンを練習する場合のエッジの切り替えがしやすい

△中級者斜面やアイシーなバーンにおいて、エッジパフォーマンスが高い

△カービングターンを練習するのに、十分なエッジパフォーマンスがある。

△ショートターンの細かい動きに、最小限の力で板をコントロールできる。

△初めてのグラウンドトリックをするための操作性、プレスの安定性を備えている

最適なモデル
「Hi-FIVE DCT.i」「HOPE」「Instinct i.KERS」

<上級者>

△ハイスピード域においてカービング、ジャンプ、トリックに応える基本滑走能力の高さ

△ジャンプ、グラウンドトリックの回転力を作りやすい

△ハードライディングにおいて、十分なエッジパフォーマンスを持つ

最適なモデル
「Instinct .i KERS」「HOPE」