GRAY SNOWBOARDS (グレー スノーボード)
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□ ヒノキ□ ポプラ□ ブナ□ 桐□ サワグルミ□ ソフトメープルSuper Light CoreUltra Light CorePaulownia CoreSTD Core IIPoplar Light CoreRadial SidecutTripleRadius SidecutMultiRadius SidecutDirectional ShapeDirectional Twin ShapeTwin ShapePositiveEvenNegativeTwin FlexDirectional Flex3.6N3.63.8WT04NOSENOSENOSENOSENOSENOSECORE CONSTRUCTIONSIDE CUTSHAPECORE PROFILEFLEXSTIFFNESSCONVEX BASESTANCE WIDTH & SETBACKSTIFFNESS木材の種類はさまざまで、また産地によっても特性には差があります。ボードのコアにはウッドが最適な素材ではありますが、ボードの各部位によって、求められる特性が異なります。つまり、軽さと強度という相反する要素を、それぞれ高いレベルで実現する必要性があるからです。その為に、強度が必要とされる部位には高密度で高強度なウッドを、そして軽さを求められる部位には軽量なウッドを組み合わせることで、軽量で強度の高いGRAY独自の「100%ウッドの複合コア」を設計しています。コアコンストラクション: 芯材の構成・組み合わせ。Paulownia(桐)とライトポプラを相互に組み合わせ、軽量化を計りながら強度も保っているコア組みです。100%上質のポプラを使用した、軽さと強度のバランスが良いコア。このライトコアには、Quadraxグラスを上部に組み合わせる事により、軽量ながらもターンの粘りと適度な反発の良さを実現しています。ノーズとテールの長さ、形状により、3つのグループに分類しています。DirectionalとTwinの中間的なシェイプ。テールよりも、ノーズを少しだけ長く取り、スピンやスイッチでのライディング感覚を犠牲にしないで、パウダーや悪雪での走破性を高めた、最もオールマイティなシェイプです。超軽量ウッドのサワグルミを主体にして、インサート部とエッジ際をメープル材で強化した新しいコア組み。EPICのために新採用され、ファイバーグラスプレートとの相乗効果で、軽さと板の反発を両立。桐をベースに、両サイドにヒノキをやや広めに組み合わせています。桐は極めて密度が低く、ボードの軽量化には非常に効果がありますが、圧縮強度がやや低いのが難点です。このコンストラクションでは、上下に組み合わせるファイバーグラスを工夫することによって、強度不足を克服。サイド部のヒノキとの相乗効果もあり、最軽量ながらも粘りと反発のある組み合わせとなっています。サワグルミをベースに、インサート部を含むボード中心部をノーズからテールにかけて、両サイドのエッジ際にソフトメープルを配した組み合わせです。一つの大きな円の一部(円弧)を使用したサイドカット。このサイドカットは、まさに万能性のあるサイドカットです。どんなシチュエーションにおいても、ナチュラルでスムースなボードの動きを体感できます。TAIL3つの円弧を組み合せたサイドカット。GRAYでは足元(スタンス間)に小さなRを配置し、ノーズ部とテール部にはそれよりも大きなRを配置しています。ターン導入の時やジブトリックの時には非常にスムースな動きをし、ライディング時には足元のサイドカットがしっかりと雪をグリップ、そしてターン後半やキッカーでの抜けも極めてスムースです。TAIL5つの円弧を組み合わせた、マルチラディアスサイドカット。スタンス間のボード中心部に最も小さなRを配置し、ノーズ側とテール側にかけて徐々に緩やかなRを配置すると言うスペシャルなサイドカットです。TAIL進行方向に対し、はっきりとした方向性を持たせた(Direction)アウトラインシェイプ。ノーズ長をやや長めに取り、さまざまな雪質やコンディションに対応。テール長は、スイッチでのライディングを犠牲にしない程度に比較的短めとなっています。TAILTAILノーズとテールがまったく同じ長さ、同じ形状のシェイプ。スイッチでのライディング時に、ノーズ・テールの違いがまったく気になりません。TAIL軽量で強度も充分に高い。強度もあり軽量で均一性が高い密度が高く剛性・強度とも高い。圧縮強度は弱いが極めて軽量。やや弱いが非常に軽量。密度の低い軽量メープル。コアプロファイルとは、ノーズ先端からテール後端にかけての芯材(ウッドコア)の厚さの変化の形状(バランス)です。大きく分けて下記の3つのタイプがあり、タイプによってライディングフィールに特徴があります。ボードフレックスを10段階(数字が大きい方が強い)で表しています。N-W-Tはノーズ・ウエスト・テールのフレックスを表しており、NとTの数字が同じ場合はツインフレックス、異なるモデルはディレクショナルフレックスということを表しています。GRAYでは、さまざまなスタンス幅やセットバック値をとることができるよう、各シリーズにおいて予め2x4cmでインサートを埋め込んでいます。スタンス幅やセットバック値については、推奨値を設定していません。スノーボードは、ライダーが最も快適なスタンス幅で乗るべきであり、身長や好みでスタンス幅は大きく異なります。また、セットバックについても、好みの量を選んで欲しいと考えています。ボードの乗り味は、セットバック値でも大きく変化し、センタースタンスで乗った時と、セットバックした時とでは、同じボードでもフィーリングが大きく異なります。GRAYでは狭いスタンス幅から広いスタンス幅まで、センタースタンスからセットバックした時まで、さまざまな異なるセッティング時においてもその性能が100%発揮されるようにコア厚を設計し、雪上テストを繰り返しています。スノーボードの滑走面は、そのライディング目的によってフラット〜コンベックスであることが重要です。コンケイブ状態ではターンもしづらく、取り回しや操作性が極めて悪化してしまいます。GRAY SNOWBOARDSでは、アルパインモデルを含むすべてのモデルにおいて、滑走面をコンベックス形状(凸)に仕上げています。また、コンベックスの量も、各シリーズによって精密にコントロールされています。両足スタンス間のコアの厚さが山盛り(または一定)で、前足からノーズ先端部と後ろ足からテール後端部へかけて緩やかにコアが薄くなっていくタイプ。ボード中央部(スタンス間)が比較的高剛性になるため、滑走面全体を広く両足の足裏で感じる事ができ、スピードが上がってきても安定したターンをすることができます。スタンス間が少しだけ薄くなっているプロファイルです。Positive ProfileとNegative Profileの中間的な特性で、スタンス間でのある程度の剛性を保ちながらも、少しねじれやすくなっていることによって、レスポンスや扱い易さを両立できるプロファイルです。スタンス間が極端に薄くなっているプロファイルです。スタンス間が薄くなっていることによって、ターン中のボードのしなり方が、比較的ボード中央付近が多くしなり、クイックなレスポンスを感じることになります。また、スタンス間が薄いことで、ボードのトーションがスタンス間で弱くなり、前足と後ろ足を雪面に対して別々の角付け(前足と後ろ足の動きが少し違う時など)をしたい時にも有効で、ボードに対して微妙な扱い易さを感じることができます。前後対象なツインフレックスパターン。センタースタンスにセッティングする事が多い。ディレクショナルフレックスパターンはテール側が強い。セットバックしたスタンスポジションをとっても、テールのハリがしっかりとある。

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