2006年10月アーカイブ

「先生」と「生徒」

JWSCというスノーボードの専門学校から特別講師を依頼されたので
講義をしてきた。元々竹内さんの紹介で前からお話をいただいていたが
私の都合が会わず伸び伸びになっていた。
ここにはスケーターの豊田さんやプロライダーでありJWSCの講師
でもある高崎先生(雷ちゃん)、そして田中先生、鶴巻先生など
素晴らしい熱意あふれる先生が大勢いる学校だ。
大自然に囲まれのびのびとした雰囲気の元、最高の施設の中で
学習できる環境があり恵まれている。
このJWSCでの講義は前から楽しみにしていた。しかし先週は出張
続きで講義用に資料を作り込む時間なく前日徹夜で作り上げた。
当然行きの新幹線の中でも詳細の内容確認や進行台本作成を行う
といったドタバタで、完成したのは一つ前の妙高高原駅だった。
通常自分はマインドマップを使ってまとめていくのだが、
今回もあらためてそのマインドマップに助けられた感じだった。
講義用のアイデアまとめや進行管理台本としてのマインドマップは
マジに使える。
さて本題の講義だが、どうしても先生と生徒というスタイルに
なってしまっていて、そこだけどうしても自分自身納得がいかなかった。
たった2時間で30数名の平均年齢20歳の彼ら彼女ら...
受け入れてもらうなどはなはだ無理かもしれないが、ここは講師として
よばれているので、今までの経験を元に先人の知恵を伝える場所として
「理解してもらうのは無理とあきらめないで笑顔でトライ」
と自分に言い聞かせ授業に取り組んだ。
残念ながら2名の生徒は1時限終了後2時限の講義には姿をあらわして
もらえなかった。このときに思ったのは、自分の彼らに対する
メッセージの伝え方だと思って。「接触する時間が足りないので
俺は彼らを受け入れます」「受け入れさせてください」という無言の
第6メッセージを形を変え彼らに送ってしまったのだと思う。
本当に彼らには申し訳ないと思っている。
先生と生徒 「生きる」と言う文字がどちらにもつく。
しかし「先」は先生につき「先に生きる」となり「徒」は生徒につき
「生きて従う」となる。
「生きている」とはすなわち呼吸をすることだと思う。なので
生徒は先生から学びを多く得るためには、「生きて従う」ことが
必然になってくる。(呼吸をする=コミュニケーション)
生きて従うとは凄いことで、先生に従う事をいとわないという関係になる。
それこそ、真剣に生きるもの同士が生き方についてコミュニケーション
している場所であり、多くのエネルギーが移動する場所だと再認識した。
また先人の知恵を伝える側は、先生として細心の注意、心構えが必要なの
だと改めて実感した。
私が先生と呼ばれることは余りないが、先人としてこの業界で生きている
人として、「先に生きている」=先生の立場になった場合は、
「生きて従う」という立場の生徒に対して、先人の知恵をしっかり
伝えていくことに妥協をしてはいけないと思った。
最後に先生という仕事を選択されている方は、大変なお仕事であり、
また素晴らしいお仕事だと改めて実感をした。
生徒と毎日向かい合い、生徒と先生として共に同じ場を生きている...
この共に生きた証はきっと生徒の胸に残り、先生と生きたことが、
生徒にとって糧となり将来の先生がこの中から生まれることを願うと
共に、先人として私も出来ることから役に立ちたいと思った。

岐路の信越本線にて

「右側」と「左側」

会社への出社時は通常改札を出た流れで右側の歩道を歩くのだが、
先日たまたま反対側の歩道を歩いてみた。


その時はただ歩くだけではなく、きょろきょろ看板を見たり、目線を上に
上げてみたり、路地を軽く覗き込んだりしてみた。


すると普段見ている景色や気がつくものが、いつもの右側の歩道を歩くのとは
大きく異なる事にびっくりした。
そのときに見慣れた景色がこうも変わるのか~と改めて実感した。


「右寄り・左寄りの考え」とよく聞くが、左右の違う立場に往けば、
見える物も、聞く音も、感じるものもその側にいる周りから受ける影響で、
変わっていくのは当然だなーと理解できる。


帰宅時も、朝同様いつもと反対側を歩いてみた。
なっなんと、右側を歩くとライトアップされた綺麗な東京タワーを
駅に着く15分間独り占めできることを発見した。


ソンをしたのは、右から左に歩道を渡り、最後に左から右に歩道を渡った
50mとその信号待ちの時間だけである。
ちょっと目先を変え左右を変えただけで素晴らしい景色と満足が待っていた。


普段と違うサイドに自分の身をおいてみる事、これから積極的に実践して
みようと思うこの頃だ。

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